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【生き物】水の中でも油断できない。世界初、水中を泳ぐオオムカデを発見
- 2 :記憶たどり。 ★:2016/06/29(水) 09:34:46.54 ID:CAP_USER9.net
- ベッカローニ氏は、今回の新種が他のムカデとは異なる生態的地位をうまく利用して
いるのだろうと考えている。
「他のオオムカデは陸上で獲物を捕まえます。この新種はきっと夜間に水に入り、
水生あるいは水陸両生の無脊椎動物を狩っているのでしょう」
他のムカデ類と同様、スコロペンドラ・カタラクタも毒をもつ。かまれてみたいという人は
いないだろうが、たとえかまれたとしても、おそらく死ぬことはないだろう。ただし、
猛烈な痛みは覚悟した方がいい。
「大型のオオムカデにかまれれば、かなり痛いはずです。毒液を注入する“牙”は、
人間の肌に突き刺さるほど強いですから」とエッジコム氏は言う。
今回の新種ぐらい大きい近縁のムカデにかまれて、指や足先に毒を注入された場合、
腕や脚全体に焼けつくような痛みが広がることもある。痛みは数日間続くが、
長く引きずるような影響はないそうだ。
水陸両生のムカデなど、悪夢のような存在だと思う人もいるだろう。夜にひと泳ぎしたいと
思っても、川には巨大なムカデが潜んでいるかもしれないのだから。
しかしベッカローニ氏やエッジコム氏のような学者にとって、こうした新発見は、私たちが
まだまだ知らない自然の驚異がたくさんあることの証しだ。
ベッカローニ氏は言う。「熱帯の川での調査は通常、昼間に行われますが、夜には昼とは
まったく種類の異なる、水陸両生の興味深い生物群が見られるのではないでしょうか。
こうした川の動物相を詳しく調べ、闇の中で実際に何が起きているのかを見てみたい
ものです」
世界で初めて発見された、水陸両生のムカデ。
オオムカデ属の新種で、Scolopendra cataracta(スコロペンドラ・カタラクタ)と命名された。
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