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【教育】伊勢神宮参拝が「皇国教育」? 一部教員や保護者のクレームで修学旅行生が5分の1以下に [05/06]

1 :ちゅら猫φ ★:2016/05/06(金) 23:16:24.22 ID:???
2016.5.6 22:16
★伊勢神宮参拝は「皇国教育」?修学旅行生、元年比で5分の1以下に 抗議への配慮も

修学旅行などの行き先として伊勢神宮(三重県伊勢市)を選ぶ学校が、平成元年の約22万人と比べ、
昨年は5分の1以下の約4万1千人にとどまったことが分かった。かつては定番スポットとされたが、
ニーズの多様化による行程の変化や宗教上の配慮などが背景にあるとみられる。一方、大阪市などでは
神宮を訪れる小学校が微増する傾向も。教育関係者は「日本の歴史や伝統を学ぶためにも修学旅行の
コースに入れるべきだ」と話している。

■関心の高まりと裏腹に…

平成27年の伊勢神宮の参拝客は計838万人。中でも外国人参拝者が9万7千人(前年比3万人増)
に達するなど、伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)を前に、国外からの関心は高まりを見せている。

ただ、子供たちに限ると事情は違うようだ。

伊勢市によると、伊勢神宮を修学旅行などで訪れた児童・生徒数は、統計の残る元年は22万1379人
だったが、その後数年間は年間で2万人単位の減少が続き、19年には2万8千人に落ち込んだ。
20年以降は回復傾向にあり、ここ数年間は年間4万人前後で推移。27年は4万1567人だった。

伊勢神宮の広報担当者は「参拝する修学旅行生が減少していることは把握しているが、明確な理由は分からない」。
県観光政策課の担当者も「減少の原因は分析していない」と明かす。

■一部保護者、教員の反対が背景に

では、どういった理由が考えられるのか。

「近年、山や海での体験型の修学旅行が増えている。学校のトレンドが変化した可能性がある」と指摘するのは、
伊勢市観光振興課の担当者。ニーズが多様化し、各校の立ち寄り先が分散したことが背景にあるとみている。

6年に開業した「志摩スペイン村」(同県志摩市)には近畿圏から数多くの子供が訪れ、修学旅行の行き先
として定着した。修学旅行生だけに限定した来園者数は非公表だが、27年度は計128万人が訪れている。

沿岸部での漁師体験や餌付け体験も子供から人気だという。周辺にはホテルや旅館が充実しており、
こうした施設が近畿圏からの修学旅行生の新たな受け皿になっているとみられる。

一方で別の理由を挙げる関係者もいる。

「宗教上の理由から、子供の伊勢神宮への訪問に難色を示す保護者がいる」と指摘するのは、
大阪府内のある市の教育委員会幹部。「神道を信仰していないのに伊勢神宮に連れて行かれた」との
抗議が保護者から過去に入ったことがあり、近年は行程から伊勢神宮を外す学校が出てきた。
こうした配慮に加え、戦前の「皇国教育」や「軍国主義」につながる−として神道に否定的な現場の
一部教員の反対もあり、“神宮外し”が広がった可能性もある。

■実施の校長「行って正解だった」

一方、全ての市立小学校のうち、約8割が三重県方面を訪れる大阪市では、数年前から伊勢神宮を
訪問する学校が微増している。

平成27年度から伊勢神宮を修学旅行のコースに組み込んだある大阪市立小の校長によると、一部の教員から
「他に立ち寄る施設がある」「宗教上の理由で参拝できない子供がいるのでは」などと反発があったという。

同小では修学旅行で三重県を訪問していたが、志摩スペイン村や鳥羽水族館(鳥羽市)といった観光スポット
をめぐるコースが長年定着。校長は「せっかく伊勢志摩に行くのに、伊勢神宮に行かない理由はないと思った。
日本の伝統や文化を学ぶことも修学旅行の大切な目的だと考えた」と振り返る。

校長は宗教上の配慮で参拝を強制しないことにし、保護者にも丁寧に説明、了承を得た。昨年10月の
修学旅行では、6年生約90人のうち約9割の児童が神宮を参拝し、貴重な体験に目を輝かせていたという。
児童からは「日本にはこうした文化があり、豊かな自然もあるのか」「大昔から続く伊勢神宮の歴史に驚いた」
との反応があった。

校長は「修学旅行も教育の一環。伝統、文化を学ぶという意味からみても、神宮に行って正解だった」と話した。

http://www.sankei.com/west/news/160506/wst1605060092-n1.html
http://www.sankei.com/images/news/160506/wst1605060092-p1.jpg

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