【社会】トルコ拘束男性「日本での生活嫌に」　帰国、渡航理由を説明 [03/25]

ちゅら猫φ ★

★トルコ拘束男性「日本での生活嫌に」　帰国、渡航理由を説明
2016年3月25日朝刊

過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）に参加しようとしたとしてトルコ治安当局に拘束され、
国外退去処分になった日本人の男性（２３）が二十四日夜、関西空港に民間機で帰国した。
関空で「ＩＳに行こうとしたのか」と報道陣から問われ、「してない」と答えた。
警察車両で自宅のある和歌山県に移動し、県警の任意聴取に「日本での生活が嫌になった」
と渡航理由を説明。「海外に行く前、インターネットで情報を集めたが、トルコやシリア
にいる外国人と連絡は取っていない」とも述べたという。
県警はシリアに向かった経緯や拘束時の状況などを確認し、外国に対し私的に戦闘行為を
する目的で準備をしたとする私戦予備容疑に当たるかどうかを慎重に見極める。
トルコ治安当局幹部は共同通信の取材に、男性が「私は観光客だ」と説明したと明らかにした。
トルコのメディアによると、男性は現地時間二十二日夜、シリア人数人と共に車でシリアに
向かう途中、トルコ南部の国境地帯で警戒中の当局に拘束された。ソーシャルメディアを通じ
ＩＳ構成員と連絡を取り、シリア入国を目指したとされるが、日本政府は確認していない。
ある日本政府関係者は「男性は、シリア入りを安易に考えていたような情報がある」と話した。
和歌山県白浜町に住む男性の母親（４９）は二十四日夜、取材に応じ「息子は今月十四日、
欧州方面に旅行に行くと話していた。シリアやＩＳ、過激派組織などについて話したことはなく、
興味があったような印象もない。外務省など日本政府からの連絡は受けていない」と話した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201603/CK2016032502000135.html

【社会】トルコ拘束男性「日本での生活嫌に」 帰国、渡航理由を説明 [03/25]

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