【社会】 「壱番屋」が産業廃棄物として処分した冷凍ビーフカツ　横流しされ愛知県内２０以上のスーパー・業者に卸されたか

1 ：擬古牛φ ★：2016/01/15(金) 09:46:00.58 ID:???

★廃棄カツ ２０以上のスーパー・業者に卸されたか　1月14日 19時17分

　カレー専門店の「ＣｏＣｏ壱番屋」を展開する「壱番屋」が廃棄処分にしたはずの冷凍のビーフカツが横流しされ、
愛知県内のスーパーで販売されていた問題で、このビーフカツが２０以上のスーパーや業者に卸されていたことが新たに分かりました。
この問題は、愛知県一宮市に本社がある「壱番屋」が県内の工場で製造した冷凍ビーフカツに
合成樹脂の異物が混入したおそれがあるとして、およそ４万枚を廃棄処分するよう稲沢市の
廃棄物処理業者「ダイコ−」に依頼したのに、愛知県内のスーパーマーケットで販売されていたものです。

　愛知県などのこれまでの調査で、岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」がダイコ−から
問題のビーフカツを買い取っていたほか、愛知県内の２つのスーパーで売られていたことが分かっています。

　名古屋市によりますと、「みのりフーズ」と取り引きがあるスーパーや弁当店など、市内の施設に
立ち入り調査を行った結果、すでに公表されているスーパー以外にも１０余りの店や業者に
問題のビーフカツが卸されていたことが新たに分かりました。

　愛知県によりますと、このほかにも問題のビーフカツが愛知県内の業者に卸されていたということで、
愛知県内では２０以上のスーパーや業者に卸されていたことになります。
このうち、名古屋市瑞穂区のスーパー「フードパークウオダイ瑞穂店」では２３００枚余りを仕入れ、
ほとんどがすでに販売されたということで、名古屋市は、店や業者に商品を回収するよう呼びかけています。

　一方、警察はダイコーがうその内容が書かれた伝票を壱番屋側に回したうえ、
廃棄処分するはずの冷凍のカツを食品関連会社に販売したとして、
廃棄物処理法違反の疑いで本社などを捜索することにしています。

●どう流通した？

　愛知県によりますと、壱番屋が廃棄処分にするようダイコーに依頼したビーフカツは４万枚余りでした。

　ダイコーは県の聞き取りに対し、「４万枚のうち、およそ７０００枚を堆肥にして処分したが、
残りのおよそ３万３０００枚は横流しした」と話しているということです。
この３万３０００枚のビーフカツは、ダイコーから岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」に売られ、
そこから複数の仲介業者を経てスーパーなどで売られたとみられています。
(続く）

NHK　http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160114/k10010371581000.html

続きは>>2-4

2 ：擬古牛φ ★：2016/01/15(金) 09:46:12.57 ID:???

>>1の続き

　県などがこれまでに把握しているところによりますと、このうち８０００枚が名古屋市と愛知県津島市の
３つのスーパーに卸され、７７００枚がすでに販売されたということです。
愛知県は引き続き、残りのおよそ２万５０００枚のビーフカツの流通経路や販売先などを調べています。

　みのりフーズで事業を統括している岡田正男さんは愛知県豊山町で記者団の取材に応じ、
問題のビーフカツを購入した経緯について、「２年ほど前にダイコ−から『こういう商品があるが売り先はないか』と
話を持ちかけられ、今回を含め３回にわたって壱番屋のビーフカツおよそ１４００箱を購入した。
１箱３０枚入りで１０００円程度だった」と話しました。
そのうえで、「ビーフカツは壱番屋の箱に入っており、廃棄物だという認識は全くなかった」と釈明しました。

●不法投棄防止で電子マニフェスト

　産業廃棄物の不法投棄を防ぐため、排出する事業者や処理業者の間には、廃棄物の行き先を
ネットワーク上でやり取りする「電子マニフェスト」という仕組みが導入されています。

　壱番屋によりますと、去年１０月１９日に産業廃棄物処理業者のダイコーに問題のビーフカツ４万６０９枚の
処理を依頼したということです。そして、ビーフカツの処理を依頼した５日後に、
電子マニフェストにダイコーがすべてを廃棄したと記載したため、壱番屋は処理は適正に行われたと認識していたとしています。

　ダイコーとは平成１３年から取り引きがあり、平成２２年からは、製品にならなかったカツ類の処理も依頼していて、
今回のほかにもカツ類を大量に廃棄するよう依頼したことがあったということです。
壱番屋は「マニフェスト自体が偽装されていたということだった。
金を払って処理を依頼したものを横流ししていたことに非常に憤っている」とコメントしています。

以上