【社会】福岡の刑法犯、戦後最少に　一方、強姦や強制わいせつ、殺人や強盗などは増える

きゅう ★

　県警は１２日、２０１５年の刑法犯認知件数の暫定値が５万４６６６件
（前年比８５９３件減）と１３年連続で減少し、
戦後最少だった１９７９（昭和５４）年の５万５５２６件を下回ったことを
県議会警察委員会に報告した。

　県内の刑法犯認知件数は、０２年に１６万８１９０件と戦後最悪を記録。
県警は以降、パトロールなどを強化する街頭犯罪対策に乗り出すとともに、
犯罪情報を積極的に発信して地域の防犯ボランティア活動を支援してきた。
戦後最少となる数値まで改善したことについて、
県警は「地域住民の防犯意識が向上し、ボランティア活動が活性化したことが大きい」
と分析する。

　県警によると、１５年に前年比で最も減少した犯罪は窃盗で、４万４７１件（同８０３０件減）。
空き巣やバイク盗、ひったくりなどの減少率が高かった。

　一方、強姦（ごうかん）や強制わいせつなど性犯罪は前年から７７件増え５７６件、
ニセ電話詐欺は２２５件増の４９７件だった。
殺人や強盗などの重要凶悪事件の認知件数も６１件増え８０８件に上ったが、
検挙率は１０ポイント向上して７５・２％となり、過去１０年で最高となった。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/218002

【社会】福岡の刑法犯、戦後最少に 一方、強姦や強制わいせつ、殺人や強盗などは増える

【社会】福岡の刑法犯、戦後最少に　一方、強姦や強制わいせつ、殺人や強盗などは増える