【社会】”水爆実験” 広島と長崎の市民は

(｀・ω・´)神です ★

1月6日 14時56分

北朝鮮が６日、日本時間の午前１０時半に水爆の実験を行い、成功したと発表したことについて、被爆地の広島と長崎の人たちから怒りや非難の声が聞かれました。
広島市の平和公園を訪れていた８５歳の被爆者の女性は「新年早々にニュースを聞いて非常に残念です。再びヒロシマのような被害を受ける人が出たら大変なことだと思います。
自分たちの求める平和はなかなか訪れないと感じ、残念に思います」と話していました。
また、３人の子どもを連れて平和公園を訪れていた広島市の女性は「子どもたちと平和公園を歩きながら『戦争は起こらないように祈ろう』と話をしていたところでした。
核実験は子どもたちに説明がつかない状況だと思います」と話していました。
また、広島市に住む８２歳の女性は「広島では一生懸命、核廃絶を訴えていますが、なかなか通じないのは情けないことで怒りを感じます。
市民だけでなくて政治家がしっかり訴えてほしい」と話していました。

長崎市の平和公園を訪れていた市内に住む８０歳の女性は、昭和２０年に長崎に投下された原爆の「きのこ雲」を目撃したということで、
「核実験が本当に行われたとすれば非常に怖いし、核廃絶を目指す長崎の市民として残念な気持ちです」と話していました。
また、長崎市に住む５０代の男性は「長崎は地理的にも北朝鮮に近く、核実験で何らかの事故があった場合には影響があるかもしれないので危機感を覚えます。
日本政府には北朝鮮に厳しく対応してもらいたい」と話していました

引用元　http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160106/k10010362711000.html