【国際】バーレーン、スーダンもイランとの外交関係断絶 [01/05]

★バーレーン、スーダンもイランとの外交関係断絶

イスラム教シーア派指導者の処刑をめぐって、サウジアラビアがイランとの外交関係を
断絶しましたが、バーレーンやスーダンもイランとの外交関係を断絶すると発表しました。

バーレーンは、サウジアラビアに続き、イランとの外交関係を断絶し、
バーレーン国内にいるイランの外交官に４８時間以内に国外退去するよう求めました。

また、スーダンの外務省も「イランとの外交関係を直ちに断絶する」との声明を発表したほか、
アラブ首長国連邦も国内のイランの外交官の人数を削減するよう求めるなど、
イランとの外交関係を格下げすると発表しました。

サウジアラビアがシーア派の有力指導者ニムル師を処刑したことをめぐっては、シーア派国家、
イランの首都・テヘランで抗議するシーア派のイスラム教徒らがサウジアラビア大使館に乱入し、
放火するなどしたため、サウジアラビアは３日、イランとの外交関係を断絶すると発表していました。

バーレーンはスンニ派の国王が統治していますが、住民の多数はシーア派で、
今回の処刑に抗議するデモが起きていました。

サウジアラビアとイランとの対立の激化は、中東における「スンニ派」対「シーア派」
という宗派対立を深刻化させることが懸念されています。

こうした中、イラクでは４日、２つのスンニ派のモスクが襲撃され、２人が死亡しました。
サウジアラビアによるニムル師の処刑に対する報復とみられています。（05日05:06）

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2672764.html