【国連】安倍首相国連安保理の常任理事国入り目指す

てんてん ★

　安倍総理大臣は、訪問先のニューヨークで記者会見し、ヨーロッパに中東からの難民や移民が押し寄せている問題の解決に積極的に取り組む方針を示したうえで、
「『積極的平和主義』の旗を高く掲げ、これまで以上に世界の平和と繁栄のために貢献していく決意だ」と述べ、国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す考えを示しました。

　この中で安倍総理大臣は、ヨーロッパに中東からの難民や移民が押し寄せている問題について、「経済を立て直し、国家を再建し、自立を手助けすることが、
問題を解決し、平和を取り戻すいちばんの近道だ。
日本は、経済支援や教育・保健医療での協力を積極的に行い、難民問題の根本的な解決に大きな責任を果たしていく決意だ」と述べました。

　そのうえで、安倍総理大臣は「難民に対する問題は、まさに国際社会で連携して取り組まなければならない課題だ。
日本は日本としての責任を果たしていきたいと考えており、難民を生み出す土壌そのものを変えていくために貢献していきたい」と述べました。

　そして、安倍総理大臣は、国連が創設７０周年を迎えたことに関連し、「国連が理想とするよりよい世界を創るため、安全保障理事会の常任理事国として、
一層大きな責任を果たす意欲と覚悟を持っている。
『積極的平和主義』の旗を高く掲げ、これまで以上に世界の平和と繁栄のために貢献していく決意だ」と述べ、国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す考えを示しました。

　一方、安倍総理大臣は、ロシアのプーチン大統領の日本訪問について、「戦後７０年を経て、日ロ間で平和条約が締結されていないのは異常な状態だ。
北方領土問題は、首脳間の対話なくして解決することはできない。
プーチン大統領の訪日時期については、準備状況など種々の要素を総合的に勘案して、ベストな時期での訪日を実現していくことで一致している」と述べました。

NHK 9月30日 8時34分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150930/k10010252881000.html

【国連】安倍首相 国連安保理の常任理事国入り目指す

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