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【経済】TPP 重要農産品5分野の合意案判明 米豪にコメ7.8万トン輸入枠 [09/21]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/09/21(月) 11:38:02.55 ID:???
★TPP 重要農産品5分野の合意案判明 米豪にコメ7.8万トン輸入枠
2015.9.21 07:02

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉をめぐる日本の重要農産品5分野の
合意案が20日、判明した。コメは日本が米国とオーストラリアから年間で計
約7万8000トンを輸入する特別枠を新設する。小麦と大麦は事実上の関税に
相当する輸入差益を45%削減。豚肉は緊急輸入制限(セーフガード)を発効から
12年目で撤廃する。政府は、月末から米南部アトランタで開かれる交渉参加
12カ国の閣僚会合で最終決着を図る。

合意案では、日本が輸入米にかける1キロ341円の関税を維持する代わりに、
米国と豪州を対象に特別輸入枠を設ける。規模は米国向けを発効時に年間5万
トンとし、4年目から10年にわたって毎年2000トンずつ拡大。豪州向けは
発効時の6000トンから段階的に8400トンまで広げる。

枠内の関税はゼロだが、政府が輸入差益を徴収する「売買同時入札方式」を採用。
輸入差益は政府が商社から買い入れる輸入価格と、卸売業者に売却する売り渡し
価格の差額で、入札が少なければ枠の上限に達しなくても輸入する必要がない。

小麦と大麦も関税(小麦で1キロ55円、大麦で同39円)は維持。
政府が国家貿易として一元的に輸入する範囲内で、製粉会社などへの転売の際に
輸入価格に上乗せする輸入差益を発効から8年で45%削減する。

牛・豚肉は段階的に関税を大幅に下げ、輸入が一定量を上回った場合に関税を
引き上げる緊急輸入制限を導入。関税は米国と協議してきた水準を他の参加国
にも適用し、緊急輸入制限も国別ではなく参加国全体からの輸入総量を発動
基準とする。

牛肉は現行38.5%の関税を発効時に27.5%、10年目に20%、
15年目に9%と段階的に下げる。緊急輸入制限の発動基準は発効時に59万トン、
10年目に69万6000トン、15年目に72万6000トンとし、発動時の関税は3年目
までは38.5%、4年目に30%、11年目に20%、15年目に18%とする。

豚肉も低価格品にかける1キロ482円の関税を発効時に125円、5年目に70円、
10年目に50円と段階的に削減。高価格品の4.3%の関税は発効時に2.2%とし、
10年目にゼロとする。緊急輸入制限は低価格品の場合、5年目に導入。発動基準は
当初9万トン、10年目に15万トンとし、発動時の関税は当初100円、10年目に
70円とする。ただ、12年目には撤廃する。

乳製品では、米国やオーストラリア、ニュージーランドにバター、脱脂粉乳の低関税
輸入枠を生乳換算で計7万トン設ける。ただ、ニュージーランドがこれを大幅に
上回る規模を強硬に要求しており、同国との歩み寄りが最大の課題となる。

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150921/mca1509210500005-n1.htm

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