【トヨタ女性役員逮捕】オキシコドンは「インテリ層使用」のヘビーな薬物[06/22]

DQN ★

麻薬オキシコドンの錠剤を密輸したとして、トヨタ自動車の常務役員、ジュリー・ハ
ンプ容疑者（５５）が麻薬取締法違反容疑で逮捕された事件。真のグローバル企業
を目指す同社初の外国人女性役員として期待が集まっていただけに衝撃が広がってい
る。専門家が「インテリ層が使う薬」と指摘するこのオキシコドン。同容疑者は警
視庁の調べに「麻薬を密輸したとは思っていない」と否定しているが…。

　オキシコドンは主にがん患者の激しい痛みを和らげるための鎮痛薬として使われて
いる。

　捜査関係者によると、ハンプ容疑者を１８日に逮捕後、勾留可能かどうか健康状
態を調べたところ、特に問題は見つからなかった。同容疑者は常務役員に就任した
４月以降、日本への出入国を複数回繰り返し、逮捕直前に再入国していた。出入国
を繰り返していながら、自ら携帯せずに国際宅配便で麻薬の錠剤を取り寄せていた
ことになる。警視庁は、同容疑者がオキシコドンについて禁じられていることを知っ
て輸入した可能性が高いとみて調べている。

　薬物事情に詳しいヒガノクリニック院長の日向野春総氏はオキシコドンについて、
「アメリカでは医師の処方箋があれば薬局で購入することができるため、患者のふ
りをして購入し、市場に不正に流通させるルートができあがっている」と説明する。

　健常者が服用するとどうなるのか。

「個人差はあるが幻視効果が表れる。視界が紫色になり、床がうねってみえるよう
になるという。覚醒剤のように興奮をうながすものではなく、気分を落ち着かせる
鎮静作用がある。イライラするのを止める効果があるので、アメリカでは社会的責任
が大きいインテリ層に使用者が多い。ただ、副作用として強い吐き気を伴うため、
進んで試してみたいという人はかなり習慣化している可能性がある」（日向野氏）

　今後、日本で流行することはあるのだろうか。

　「薬を出した医師が特定されるので医療機関が出所となって流行する恐れはない。
ただ、海外から勝手に持ってきて使用する人はいるだろう」（同）。今後の捜
査の成り行きに注目が集まる。

zakzak：http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150622/dms1506221700007-n2.htm