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【新聞に喝!】「空想的平和主義」という「亡霊」が闊歩 自国民の生命を重んじよ 門田隆将 [06/21]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/21(日) 16:15:35.00 ID:???
★【新聞に喝!】「空想的平和主義」という「亡霊」が闊歩 自国民の生命を重んじよ 門田隆将
2015.6.21 09:30

いま国会で闘わされているのは何だろうか。報道を見て、ひょっとして時代が
何十年も「遡(さかのぼ)ったのではないか」と錯覚する国民も少なくないだろう。

自民党推薦の憲法学者が、国会で安保法制を「違憲」と述べたことから、混乱が続いている。
自分たちに大打撃を与える学者をわざわざ参考人に選んだ大失態は、間違いなく「歴史に残る」
ものだろう。しかし、その結果、巻き起こった騒動に、私は、少々唖然(あぜん)としている。

それは、「いつものように」現実を無視した観念論が、国会論戦で「主役」になってしまった
ことだ。その主役とは、「空想的平和主義」である。ここのところの新聞報道には、
この“亡霊”とも言える観念が闊歩(かっぽ)しているように思えてならない。

国民の生命と財産、そして領土を守ることは、国家の最も重要な使命であり、責任であることは
論を俟(ま)たない。憲法が規定している国民の幸福追求権は、あくまで他国からの攻撃や支配を
受けないことを大前提とするものだからだ。そこから、憲法が「戦力の不保持」を謳(うた)って
いながら、明らかに「戦力」である自衛隊の存在が憲法解釈で「自衛力」として容認されている
根拠がある。今回の安保法制での攻防は、国際社会の現実を踏まえて、その自衛権の行使の
線引きをどこにするかという、極めて興味深い、そして重要な論戦となるものと私は期待していた。

それは、長く続いた冷戦時代の法制では、激変する国際情勢に対処できるものではなくなって
いたからだ。中国の軍事的膨張による南シナ海の「力による現状変更」は象徴的だ。
フィリピンのアキノ大統領が、中国をナチスになぞらえて激しく非難し、アメリカは中国に対して
直接、「即時埋め立て中止」を要求した。だが、中国は、「海上軍事闘争の準備を最優先し、
領土主権を断じて守り抜く」と、拒否。それは、そのまま「明日の尖閣」「東シナ海」がどうなるか、
を表すものでもあるだろう。言いかえれば、冷戦下に幅を利かせた「空想的平和主義」の非現実性
を嗤(わら)うものでもある。

尖閣(中国名・釣魚島)を「核心的利益」と表現し、「必要ならば武力で領土を守る準備は
できている」とまで広言する中国を目の前にして、日本は〈我が国の存立が脅かされ、
国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険〉(武力行使
新3要件の1つ)までも否定するのだろうか。

日本は戦後70年間、憲法の名の下に、最も大切な自国民の生命さえ軽んじてきた。
「拉致問題」しかり、「邦人救出問題」しかり、である。16日付産経では憲法学者の
百地章(ももち・あきら)日大教授が、政府の新見解が憲法9条の「枠内」での変更にとどまる
という見解を明らかにしている。国際社会の「現実」を見据えた「国民の幸福」を前提とした
意味ある論戦を、国会にも、そして新聞にも期待したい。

【プロフィル】門田隆将

かどた・りゅうしょう昭和33(1958)年、高知県出身。中央大法卒。ノンフィクション作家
近著に、先の大戦でのバシー海峡の悲劇を描いた『慟哭(どうこく)の海峡』がある。

http://www.sankei.com/column/news/150621/clm1506210007-n1.html

2 :名無しさん@13周年:2015/06/21(日) 16:31:34.01 ID:yrpdwXJGh
日本は巻き込まれて紛争になっていない だけで(竹島、北方領土、尖閣諸島、これらは日本国が軍事力を使用していないだけで他国ならば十二分に戦争が起こる案件だが)
世界には 紛争 戦争 テロ 虐殺ていっぱいあるよね

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