【トヨタ女性役員麻薬密輸】豊田社長が陳謝、「信じている」「かけがえのない仲間」と強調

えりにゃん ★

■トヨタ役員麻薬密輸　豊田社長が陳謝、「信じている」と強調

逮捕の余波が続いている。トヨタ自動車のアメリカ人の女性役員が、
麻薬を密輸した疑いで逮捕されたことを受け、豊田章男社長が緊急会見。
陳謝したうえで、「信じている」と、繰り返し強調した。
豊田章男社長は、「このたびは、弊社の常務役員の件で、世間を
お騒がせすることになり、誠に申し訳なく思っております」、
「ジュリー・ハンプ氏は、わたしにとっても、トヨタにとっても、かけがえのない
大切な仲間でございます」と述べた。
麻薬密輸の疑いで逮捕されたジュリー・アン・ハンプ容疑者(55)を
「仲間」と語った、トヨタ自動車の豊田章男社長。
激しく地面を打ちつける雨。
19日朝、送検された車内で、身をかがめていたハンプ容疑者は、何を思うのか。
豊田社長は、「今のわたしどもにできることは、仲間を信じて、当局の捜査に
全面的に協力することだと思っております。そして、今後の捜査を通じて、
ジュリー・ハンプ氏に、法を犯す意図がなかったということが、明らかにされることを
信じております」と述べた。
豊田社長は、会見の中で、ハンプ容疑者の人柄に触れた。
豊田社長は「彼女は、部下とのコミュニケーションを非常に大切にしていた」と述べた。
2015年4月、何よりも人柄を買われ、トヨタ初となる女性役員に抜てきされたハンプ容疑者。
トヨタ従業員は、「女性初の役員なので、ぜひ、それは、うそだったと思いたいです」、
「今回の事件が、本当じゃないことを祈ってますけどね」などと話した。
トヨタの顔として活躍が期待されていたその身に、一体何があったのか。
問題の小包は、都内の高級ホテルに滞在していたハンプ容疑者宛てに、
国際宅配便を使って発送。
19日、この詳細が明らかになった。
申告で、荷物の中身は、「ネックレス」と書かれた縦7cm、横10cm、高さ3cmの小さな箱。
中には、プラスチック製の箱と紙袋などがあり、底には、透明のビニールシートがあった。
その下には、麻薬の成分を含む錠剤「オキシコドン」39錠が、むき出しのまま敷き詰められていた。
さらに、紙袋には、錠剤5錠、プラスチック製の箱からは、おもちゃのペンダントの飾りの下に
13錠が発見された。
いずれも、すぐには見つからない状態。
オキシコドンは、アヘンに含まれる成分から作られる医療用麻薬。
がんなどの強い痛みを取る際に、鎮痛剤として使うこともあるが、日本でもアメリカでも、
処方箋が必要になる。
警視庁によると、ハンプ容疑者は、鎮痛剤が必要な状態になかったという。
ハンプ容疑者は、「麻薬を密輸したとは思っていません。弁護士が来たら話します」と、
容疑を否認している。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150620-00000348-fnn-bus_all