【政治】民主党の菅直人氏「若者の低投票率は政治教育が間違っているから」

ひろし ★

　選挙権を与える年齢を18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が6月17日に成立。
来年夏の参院選から、18歳と19歳の未成年者が投票できるようになる。

　この選挙権年齢の引き下げについて、民主党の衆議院議員・菅直人氏は自身のブログで
「大変喜ばしい」とコメントした。さらに、現在の日本の選挙を取り巻く状況について、

「日本では若者の投票率が極めて低い。50代、60代の投票率が60％程度に対して20代では半分の30％程度だ。
この原因がどこにあるのか。私は子供に対する政治教育が根本的に間違っているからだと思う」
「日本では長年日教組と文部省の対立もあって、小中学校において本当の意味での政治教育は行われてこなかった」

　と、分析。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた一方で、政治教育が不十分であるという現状を問題視している。また、

「私の周りにも18歳投票権実現に取り組んできたメンバーが何人もいる。
こうしたメンバーと共に、18歳投票権が決まったことを契機に、本当の意味での政治教育を進めることに努力したい」

　と、具体的な方策には触れていないが、今後の政治教育改革の必要性を訴えた。

http://yukan-news.ameba.jp/20150618-143/