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【政治】 安保関連法案 砂川判決つぎはぎ解釈して矛盾噴出 「違憲」指摘きっかけに 元内閣法制局長官「政府の論理は苦し紛れ」
- 1 :擬古牛φ ★:2015/06/15(月) 14:26:08.57 ID:???
- ★【安保論戦】つぎはぎ解釈、矛盾噴出 「違憲」指摘きっかけに
安全保障関連法案を憲法学者が「違憲」だと指摘したのをきっかけに、法案の根幹部分に疑問を呈する声が相次いでいる。
集団的自衛権の行使は認められないとした1972年の政府見解と、駐留米軍は憲法違反ではないと判断した砂川事件の最高裁判決。
その一部を抜き出し「つぎはぎ」のように組み合わせて行使容認の解釈に至ったことの矛盾が噴出している。
▽一変
「集団的自衛権は憲法9条の制約から行使できないというのが政治的にも確立された解釈。行使するなら憲法を改正するしかない」。
12日夜、東京都内で開かれた市民団体主催の集会で、元自民党副総裁の山崎拓氏が語った。
防衛庁長官も務めた重鎮が、法案の根本的な問題点に触れた形だ。
政府は従来、9条の下では他国への攻撃に反撃する集団的自衛権の行使は認められないと繰り返し表明してきた。
それを一変させたのが昨年7月の閣議決定。最大の論拠は72年に政府が国会に示した見解だ。
見解は「9条が、自国の存立を全うするために必要な自衛措置をとることを禁じているとは到底解されない」としつつ
「平和主義を基本原則とする憲法が、自衛措置を無制限に認めているとは解されず、必要最小限度にとどまるべきものだ」と指摘。
「集団的自衛権の行使は憲法上許されない」と結論付けている。
▽離れ業
高村正彦自民党副総裁を中心とする与党や政府は、この結論部分を百八十度転換し
「行使は認められる」と解釈する“離れ業”をやってのけた。
安全保障環境が変化し、他国への攻撃でも日本の存立を脅かす事態が起こり得る、というのが理由だ。
日本の平和を守るための「限定的行使」なら可能という論理構成になっている。
法案が違憲とする指摘に対し、政府が反論のために今月9日に示した見解では、59年の砂川事件の最高裁判決を引用。
「国の存立を全うするための自衛措置をとることは国家固有の権能の行使」とする部分が72年見解と「軌を一にしている」とした。
高村氏は「憲法の番人は最高裁であって憲法学者ではない」と強調している。
▽苦し紛れ
「強引」「便宜的、意図的」。11日の衆院憲法審査会で、民主党の辻元清美氏は政府・自民党の解釈を批判した。
2006〜10年に内閣法制局長官を務めた 宮崎礼壹 (みやざき・れいいち) 法政大法科大学院教授も
「72年見解は、なぜ集団的自衛権が認められないのかを説明したもの。
文言を細切れにしてつなぎ合わせ『容認しているように読める』という主張は通らない」と疑問を投げ掛ける。
砂川判決についても宮崎氏は「在日米軍の是非を判断したのであって、
集団的自衛権や自衛隊への判断ではない。政府の論理は苦し紛れ」と断じた。
(共同通信) http://www.47news.jp/47topics/e/266170.php
- 2 :名無しさん@13周年:2015/06/16(火) 02:34:42.03 ID:Dh05cJAOx
- >>1
「矛盾が噴出している」と頭ごなしにレッテル貼りしているけど、
記事を読んでも何がどう「矛盾が噴出している」のかさっぱり分からん
そもそも72年見解自体が、公に何の議論もなく行われた「解釈改憲」なのにw
総レス数 2
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