【国際】高速鉄道の契約取り消しでメキシコが中国企業に賠償金支払いへ、中国ネット民「そのカネは日本が払うとみた」

★高速鉄道の契約取り消しでメキシコが中国企業に賠償金支払いへ、中国ネット民「技術が漏れたことが問題」「そのカネは日本が払うとみた」
2015年06月13日

メキシコのヘラルド・ルイス・エスパルサ通信運輸相はこのほど、同国での高速鉄道建設をめぐり、
中国企業が落札した建設契約を取り消したことについて、中国企業が求めていた損害賠償として、
２０００万メキシコペソ（約１億６０００万円）を支払うことを明らかにした。
中国・新華社の報道として、人民網が１１日伝えた。

昨年１１月に同契約を落札した中国鉄道建設大手の中国鉄建がメキシコ通信運輸省に対し、
入札の過程で発生した費用を賠償するよう求めていた。同省が最近、中国鉄建に対して
支払いに関する公式の通知を出したという。

エスパルサ通信運輸相は「メキシコの公共工事に関する規定に基づき、中国鉄建に対して
入札の過程で発生した“取り戻すことのできない費用”だけを賠償する。中国鉄建はいつでも
受け取ることができ、またもし異議があれば法的に訴えることも可能だ」と説明した。
これまでに中国鉄建側からの返事はないとした。

このニュースは中国のインターネット上で話題になり、ネットユーザーたちが続々と
コメントを残した。一部を拾ってみる。

「少なすぎるだろ」
「とりあえずこのカネはもらっておいて、それから提訴だ。そうじゃないとこのゴロツキ国家はこのカネまで払わなくなるぞ」
「こういうアホな国とは距離を置け。経済から全部、協力は一切取り消しだ」

「カナダもメキシコもアメリカの言いなりだね」
「技術が漏れたことが大問題」
「メキシコ政府の信用って、どこにあるの？」

「断交だ」
「中国企業がこれまでに投じたお金って、それでカバーできるぐらい？」
「契約取り消しが中国の高速鉄道業界にもたらした悪影響って、カネで補えるもの？」

「タイがキャンセル、メキシコもキャンセル。どうなってんの？」
「日本にドイツ、フランス。中国の高速鉄道にはたくさんのライバルあり」
「卑劣でゲスな国。信用なんてまったくない」

「もしかして日本の悪知恵？」
「そのカネは日本が払うとみた」

（編集翻訳　恩田有紀）

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/420584/