【国際】イラク　政府軍攻勢もＩＳの抵抗続く

発毛たけし ★

6月3日 6時09分
イラクでは、政府軍などが過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートの掃討に向けて空と陸からの軍事作戦を強化していますが、ＩＳ側は自爆攻撃などで反撃しているほか、政府軍に協力する住民への報復措置に出るなど抵抗を続けています。
イラクでは、先月１７日に過激派組織ＩＳが西部アンバール県の主要都市ラマディを制圧したのに対し、政府軍やイスラム教シーア派の民兵組織がラマディの周辺など各地でＩＳへの攻撃を強化し、激しい戦闘が続いています。

地元の当局者などによりますと、このうち、北部や西部などではイラクの政府軍が１日、ＩＳの拠点に対して空爆を行ったほか、
シーア派の民兵組織も２日、バグダッドの北およそ７０キロの地点にあるＩＳの拠点に総攻撃を仕掛け、拠点を奪ったということです。これに対し、
ＩＳは装甲車やトラックなどに大量の爆発物を積み込んで、政府軍や警察の陣地に突っ込む自爆攻撃を繰り返すなどして抵抗を続けています。
また、地元のメディアによりますと、ＩＳはラマディにあるダムのゲートを閉鎖して、政府軍に協力する住民が暮らす地域への水の流れを遮断し、住民への報復措置に出ているということです。
政府軍などは、ラマディの奪還に向けて、本格的な作戦に乗り出す構えを見せていますが、大勢の犠牲者を出しかねない市街地での軍事作戦は慎重に進めるものとみられます。

ソース　http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150603/k10010101341000.html

【国際】イラク 政府軍攻勢もＩＳの抵抗続く

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