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【正論】戦勝国の歴史解釈に異議ないか 東京大学名誉教授・平川祐弘
- 2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/04/06(月) 14:20:34.90 ID:???
- >>1より
≪正々堂々と歴史の修正を≫
ここでまた入試に次の問題が出たとする。
(1)1941年11月26日、ルーズベルト大統領とハル国務長官は日本に中国とインドシナから軍隊の全面撤退を求めた。
(2)重慶の国民政府以外の政権、いいかえると満洲国や汪兆銘政権の否認を求めた。
(3)日独伊三国同盟の否認を求めた。
(4)これは世界外交史上稀(まれ)に見る挑発的な要求であった。
(5)イタリアのチアノ外相はこの事態を説明して「アメリカ国民を直接この世界大戦に引き込むことが
できなかったルーズベルトは、間接的な操作で、すなわち日本が米国を攻撃せざるを得ない事態に追いこむ
ことによって、大戦参加に成功した」と日記に書いた。
答えはすべて〇である。
受験生の無知も困るが、多くの内外の新聞人も在日大使館員も日本の政治家も知らないのでは困る。
次代の民主党を担う細野豪志氏などは修正主義の名の下にあらゆる歴史の再解釈に拒否反応を呈している。
だがそれでは日本国民の支持は得られまい。軍国日本の失策を認めた上で、なおかつ、戦勝国側の
歴史解釈に異議あることをきちんと説得してこそ、政治家や学者の責務だと私は思う。
外国語でも納得させることが大切だ。過去の歴史は正々堂々と修正せねばならない。
なお一言書き添えると、黄色人種の日本に先に手を出させることで、米国民を怒らせて米国を参戦させ、
連合国を勝利に導いたルーズベルトは悪辣(あくらつ)だが偉大な大統領であったというのが私の歴史認識だ。
ユダヤ人の絶滅を企(たくら)んだナチス・ドイツを破るためには米国の参戦は不可欠だったからである。
(ひらかわ すけひろ)
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