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【正論】戦勝国の歴史解釈に異議ないか 東京大学名誉教授・平川祐弘

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/04/06(月) 14:20:27.71 ID:???
★【正論】戦勝国の歴史解釈に異議ないか 東京大学名誉教授・平川祐弘
2015.4.6 05:01

大学入試に次の問題が出たとする。

 (1)第二次世界大戦に際して日本のA級戦犯を含む極めて少数の人間が自己の個人的意志を人類に押しつけようとした。

 (2)日本のA級戦犯は文明に対し宣戦を布告した。

 (3)彼らは民主主義とその本質的基礎、すなわち人格の自由と尊重を破壊せんと決意した。

 (4)彼らは人民による人民のための人民の政治は根絶さるべきで、彼らのいわゆる「新秩序」が確立さるべきだと決意した。

 (5)彼らはヒトラー一派と手を握った。

受験生にも大臣にも議員にも答えてもらいたい。確実に〇がつく正解は日本が「ヒトラー一派と手を握った」
という歴史的事実だけではあるまいか。

≪反日宣伝を繰り返した米国≫

だが連合国側は日本の東條英機以下少数者は「自己の個人的意志を人類に押しつけんとした」
として非難した。米国側の主張を正確に伝えるために冒頭部分は英文も引用する。

A very few …decided to force their individual 
will upon mankind.

実はこれが1946年6月4日、東京裁判の冒頭でキーナン首席検察官が日本の指導者を論難した陳述である。

侵略戦争非難だが、もしこの通りなら日本は悪玉だ。断罪されて当然だ。だが昭和21年、中学生の私は
「難癖をつけられた」と感じた。平成27年の今も東條内閣がこんな誇大妄想狂だったとは思わない。
私ばかりか米国でもまともな日本研究者は思わない。

「キーナンの主張はおかしい」と言ったら「ギャング退治で名をはせた検事だが日本のことは何も知らなかった」
と、日本研究者であるジャンセンは釈明した。

だが戦争中、米国では敵愾(てきがい)心をあおろうと反日宣伝を執拗(しつよう)に繰り返した。
それは当時の人の脳裡(のうり)に刷り込まれ再生産され今も米国人の根本の日本認識となっている。

≪「狂気の侵略戦争」といえるか≫

だから第二次世界大戦はデモクラシー対ファシズムの正義の戦争だった。内外の左翼の歴史学者もそう言っている。
するとそれを口実に北方四島が露領であるのは当然だ、第二次世界大戦の結果だとロシアはうそぶく。
しかし米国と組んで日本と戦ったソ連や中国が人格の自由を尊重するデモクラシーといえるかどうか。

米国がソ連や中国と組んだのは敵の敵は味方だったからだろう。
その露中が今年は共同で戦勝70年を祝おうとし、両国は「歴史の修正は許さない」と言っている。

問題は修正主義にもいろいろあることだ。この点に在日米国大使館も特派員も注意してもらいたい。
ナチス・ドイツが正しかったという修正主義は狂気の沙汰だ。私はまた軍国日本がすべて正しかったと主張する
修正主義も認めない。昭和10年代、解決のめども立たぬまま大陸で戦線を拡大した軍部主導の日本は愚かだった。

ただしだからといって、勝者の裁判で示された一方的歴史解釈に私たちが従う必要はあるのか。
ハル・ノートをつきつけられて開戦に踏み切った日本を「狂気の侵略戦争」といえるか。それは疑問である。>>2へ続く

http://www.sankei.com/politics/news/150406/plt1504060008-n1.html

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