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【防衛最前線】軽装甲機動車 愛称「ラブ(LAV)」 「治安維持」「邦人救出」自衛隊海外派遣の強い味方

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/03/27(金) 15:03:28.90 ID:???
★【防衛最前線】(22)軽装甲機動車 愛称「ラブ」 「治安維持」「邦人救出」自衛隊海外派遣の強い味方
2015.3.27 06:00

安倍晋三政権が目指す安全保障法制の整備が実現すれば、自衛隊は海外でより危険な
任務に従事する可能性がある。政府は国連平和維持活動(PKO)や人道復興支援で、
新たに治安維持や停戦監視も行えるようにする方針だ。これまでの施設整備や選挙監視
を中心とした活動とは異なり、散発的な襲撃に遭わないとはかぎらない。

陸上自衛隊の軽装甲機動車は、こうした任務には欠かせない装備といえる。

軽くて小型の装甲車として開発され、平成14年度に部隊配備を開始。すでに約1700両が
配備されており、隊員からは「ラブ」(LAV:Light Armored Vehicle)
の愛称で親しまれる。時速100キロ以上で素早く移動でき、装甲で覆われているため
小銃による攻撃にも一定程度耐えられるほか、5.56ミリ機銃弾や対戦車誘導弾も装備できる。

導入のきっかけとなったのは冷戦の終結だった。旧ソ連軍による着上陸侵攻を想定した
戦車中心の対機甲戦重視の編成を見直し、ゲリラや特殊部隊に備えるため、
装備をコンパクトにする流れの中で配備されたのがLAVだ。

「新たな脅威に対抗する意味で軽装甲機動車を来年度予算ではお願いしたい」

LAV導入直後の16年3月、当時の石破茂防衛庁長官は参院予算委員会で、
日本に対する新たな脅威に備えるためLAVが不可欠であると力説した。

市街地を中心としたテロ掃討作戦では、隊員の安全確保を図りつつ迅速に現場へ駆け付け
ることが必要となる。装輪装甲車や装甲戦闘車とは異なり輸送機や大型ヘリCH47で
空輸することもできるため、政府は島嶼(とうしょ)防衛にも活用できるとしている。

しかし、LAVが最初に注目を集めたのは日本への脅威に対処する役割ではなく、
国際社会の平和と安定のための活動だった。15年から始まったイラクでの人道復興支援で、
陸自が初めて海外に持ち込んだ。イラクではテロや武装集団による襲撃の懸念が捨てきれず、
自衛隊幹部が「一定のテロリストの攻撃にも耐えられる」と判断した。

イラクに派遣された際は7.62ミリ小銃弾に耐えられるよう改装した。重量14.5トンの
装輪装甲車もイラクに運ばれたが、4.5トンのLAVは「小回りがきき、小型で目立ちにくい
ので使い勝手がいい」(陸自関係者)とされる。

安保法制で焦点となっている邦人救出の際にもLAVが活用される可能性がある。
救出作戦を行う部隊の1つに陸自の特殊作戦群(特戦群)があるが、
この部隊が保有する装備がLAVなのだ。

また、政府は25年1月のアルジェリア人質事件を受け、緊急時に在外邦人の陸上輸送を
可能とするよう自衛隊法を改正したが、LAVを現地に持ち込んで邦人を輸送することを
想定している。現地の車両を借りて輸送を行う場合も、防衛省は「軽装甲機動車で前を先導する、
あるいは後ろを護衛し、借り受けた車両を挟むような形で対応する」(幹部)と説明している。

治安維持、停戦監視、邦人救出、邦人輸送…。海外における自衛隊の役割が増えれば増えるほど、
LAVの存在感は大きくなりそうだ。(政治部 杉本康士)

http://www.sankei.com/premium/news/150327/prm1503270005-n1.html
主として普通科(歩兵)部隊に装備されている軽装甲機動車(陸上自衛隊提供)
http://www.sankei.com/images/news/150327/prm1503270005-p1.jpg
平成16年3月、イラクの人道復興支援で、パトロールを行う陸上自衛隊の軽装甲機動車を見送るロバに乗った少年=イラク・サマワ(内藤博撮影)
http://www.sankei.com/images/news/150327/prm1503270005-p3.jpg

2 :名無しさん@13周年:2015/03/27(金) 17:39:44.96 ID:nzAVdzqPM
ラブとは愛らしい

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