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【森清勇】憲法改正は「戦争をしない」「命を守る」ため 「平和」憲法が拉致被害をもたらした現実も直視せよ

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/03/02(月) 13:37:41.43 ID:???
★憲法改正は「戦争をしない」「命を守る」ため
「平和」憲法が拉致被害をもたらした現実も直視せよ
2015.03.02(月) 森 清勇

後藤健二さん「も」救えなかった。それ以前にも身代金要求の人質事件はいくつもあった。
また、イラン・イラク戦争中の邦人215人の救出(1985年3月19日)は、トルコに依頼して
タイムリミットの1時間15分前に叶った。在ペルー日本大使館占拠事件(1996年12月17日発生)
では日本の強い平和的解決の要求で落着に4か月余もかかった。

許せないのは北朝鮮による日本人拉致事件である。主権も人権も無視した北朝鮮の国家犯罪
であるが、860人余とも見られる被害者をいまだに取り戻すことができない。

そのたびに邦人救出や国内外でのテロ対処などが問題視され、情報収集体制を含めた
法整備の必要性が浮かび上がるが、憲法がネックになり諸事進捗しない実情である。

・外堀を埋めつつある自民党

自民党の憲法改正推進本部長である船田元衆議院議員は、2月4日に安倍晋三首相と会談して
憲法改正の進め方について協議した。

その結果も踏まえた12日の施政方針演説で、首相は「憲法改正に向けた国民的な議論を
深めて行こうではありませんか」と国民に呼びかけた。16日に決めた自民党の2015年の
運動方針では「日本の文化・伝統・国柄に立脚し、憲法改正を党是とした保守政党として
の矜持」を改めて胸に刻まねばならないと強調している。

同じく16日から始まった本会議でも、首相は「自民党は立党以来、憲法改正を主張してきた。
3年前には憲法改正草案も作り、正面から訴えてきた。今後は憲法審査会の場で議論し、
理念の深まりを踏まえて、憲法改正に取り組んでいく」と答弁している。

船田氏が語った腹案は、現通常国会の衆院憲法審査会で、憲法のどこを変えるか議論し、
与野党で章ごとに改正のポイントを協議する。地方公聴会も何か所かで行い、秋の臨時国会で
最初の改正項目を絞り込む。来年の通常国会に憲法改正原案を提出、参院選後に改正の
発議を行うというものである。

「早ければ来年秋、遅くても再来年の春には実現すべく全力を尽くしたい」と語っているが、
9条改正は容易でないことが想像されるため、先ずは理解を得られそうな環境権、緊急事態条項、
財政規律条項の創設などが候補に挙がるだろうという。

3月8日の自民党大会で決定されてより明確になるであろうが、来る4月の統一地方選挙を
「政策実現政党としての足場を完成する極めて重要な選挙」と捉えていることにも本気度が表れている。

・国際法違反の押しつけ憲法

憲法ができた経緯については筆坂秀世氏が「いよいよ憲法改正が現実的な政治課題に
―今こそ戦後の日本のあり方を根本から考えよう」(JBpress)で、読みやすくまとめている。

ハーグ条約(「陸戦ノ法規慣例ニ関スル条約」)で、占領軍は統治に絶対的な支障がない限り、
占領地の現行法律を尊重しなければならないと規定している。ましてや国家の基本法である
憲法を変えることはもってのほかである。

占領行政をスムーズにするための改憲というよりも主権の簒奪であり、日本(国家・国民)を貶め、
日本の無力化・隷属化を目的にしたものであったからであろう。

石原慎太郎氏がしばしば引用し、国会でも取り上げた敗戦日の「ニューヨーク・タイムズ」は、
論説の横に醜悪な怪物のむき出した禍々しい牙を大きなヤットコで抜き取る作業をしている漫画を添え、
「この醜く危険な化け物は倒れはしたがまだ生きている。我々は世界の安全のためにこれから徹底して
この怪物を解体しなくてはならない」と書いていたという(『文藝春秋』2014.9掲載)。

国際法違反であろうが、何が何でも醜悪な怪物を解体し、二度と立ち上がれないようにする必要が
あったのだ。連合国は幸いにして勝利した。国際社会の現実は勝てば官軍であり、その解体が米国製を
日本製とした擬制憲法であり、東京裁判であった。

天皇の命さえ人質にして、軍隊の保持を禁止した押しつけ憲法に、共産党さえ軍隊なくして国家が
守れるのかと疑問視し、「憲法制定議会で現行憲法に反対した唯一の政党」(西修『よくわかる平成憲法講座』)
であった。また戦勝国の判事ばかりで、日本の反論は許さず、肝心な資料は却下した、事後法による東京裁判であった。
>>2へ続く

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43016

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/03/02(月) 13:38:07.88 ID:???
>>1より

今日、南京事件が大きな問題になっているが、国民党の宣伝要員などであった宣教師たちを引っ張り出して、
日本が申し開きできないことをいいことに「大虐殺」に捏造したものである。

・現憲法では危機対処ができない

護憲論者は、憲法9条があったから日本は平和国家であり続けた。そのような平和国家を攻めてくる
国などあり得ないというが、中国の恫喝行動などをどう説明するのだろうか。

中国が戦前、尖閣諸島の領有権を主張したことはない。石垣村(当時)の住人が遭難した中国漁民31人を
救助したことに対し、1920年(大正9年)には、「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島・・・」と書いた
感謝状を中華民国駐長崎領事が石垣村長宛に贈っている。

中国は経済発展とともに、特に石油資源の不足が目に見えてきた。国連機関の調査で、東シナ海に
相当量が埋蔵されていることがはっきりして以降、領海法を定め、尖閣諸島の領有化を主張し始めた。
その後には航空識別圏を設定し、あたかも中国の領空であるかのように扱う傲慢さも見せた。

国家はリアリズム(現実主義)の世界で生きており、イデアリズム(理想主義)の世界で動いて
いるのではないことを示す何よりの証拠であるが、護憲派はこれでも、9条が効果的に機能している
と強弁するのだろうか。

平成20(2008)年5月、青山学院大学で日本防衛学会の第1回記念シンポジウムが開催された。

テーマは「新しい時代の日中韓関係」で、中曽根康弘世界平和研究所長の基調講演に続いて、
座長渡邊昭夫東大名誉教授のもとで、五百旗頭真防大校長、国分良成慶大法学部長、
小此木政夫慶大教授、倉田秀也防大教授、冨澤暉東洋学園大客員教授(元陸幕長)による討論会が開かれた。

日中韓がそれぞれ自制心をもって行動すればうまくやっていけるだろうという大方の見解であったように記憶する。

中国の軍人が2007年に、米国の太平洋軍司令官であったティモシー・キーティング大将に対して
太平洋を二分してはどうかと持ちかけた件で、どのように考えたらいいか、筆者は質した。

その時の答えは、何も確証らしいものはないので、気まぐれ的に言った夢物語であろうという答えであった。
この知識集団が「夢物語」と言えば納得するしかなかったが、釈然としない気持ちが残り続けた。

中国軍人の発言から1年も経っていない時期で、論者たちも評価しかねていたに違いない。
しかし、その後、中国は機会あるごとに「太平洋は2つの大国を受け入れるのに十分な広さがある」
という言葉を発するようになる。

・中国の秘めた遠大な目標

2021年は中国共産党が結党100周年を迎える。中国版GPSの「北斗システム」は20年に完成予定である。
自前の建造になる空母も同年の配備を目指している。

「中華帝国の再興」を目指して走り続ける習近平の「中国の夢」の第1弾は、海から宇宙にまたがる力で、
第1列島線を突破することであろう。それまでにA2/AD(Anti-Access/Area-Denial、接近阻止・領域拒否)
戦略によって台湾を併合し、尖閣諸島の領有化を目指すのであろうか。

「(太平洋二分割は)冗談の積りで言ったに過ぎない」と楊毅氏は桜井よしこ氏に語ったそうであるが、
共産党首脳部がしっかり計算したうえでの戦略であったことは確かだ。

何気なく発言しておいて冗談で切り抜ける。中国の常套手段である。ケ小平は野心を隠して周囲を安心させ、
実力を蓄えていく作戦を、「韜光養晦」という4文字で表わした。

他方でバラク・オバマ大統領がシリア問題で全米の国民向けに軍事が介入することはないと宣言した
2013年9月10日、「(米国は)世界の警察官ではない」と、(言ってはならないことを)口に出してしまった。

GDP(国内総生産)が米国に次ぐ2位となり、野心満々の習主席が見逃すはずはなかった。
2014年5月、上海で開催したCICA(「アジア相互信頼醸成措置会議」)で、習は「アジアの安全はアジアの
人民が守らなければならない」と、米国の影響力排除を宣言したのである。 >>3

3 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/03/02(月) 13:38:13.58 ID:???
>>2より

中国のアピールに騙されるものは多い。「平和的台頭」が最たるものであろう。この言葉を語り続けて、
実は覇権確立に邁進していたのだ。

米国には、中国がどんなに頑張っても米国を脅すまでは至らないであろうし、ステークホルダーとしての
責任も持ち合わせるに違いないと鷹揚に構えていた節もある。

同時に、9.11以後の米国はアフガニスタンやパレスチナ、シリア問題などに目を奪われ、
アジアにおいてはオフショア(沖合、第一線に出ず後方に控える)戦略で対処する姿勢を持ち続けた。

中国のあまりの勢いに時折気づいては、リバランスやピボット戦略などと称して、
アジア回帰を匂わせることもあったが、行動は必ずしも随伴していなかった。

そこにぐさりと楔を打ち込んできたのが習近平主席である。2013年6月、最初の訪米で、
2日間延べ8時間に及ぶ首脳会談を開き、「新しい大国関係」を迫ったとされる。

・ジョージ・ケナンの反省を生かせ

ともあれ、米国はパレスチナ問題やシリア問題などにかまけて、アジアに目を転じようとしなかった。
その目を盗んでどんどん覇権志向を強めたのが中国である。

よしんば関心を持ったにしても、中国はなだめれば欧米の価値観に従うだろうという甘い観測でしかなかった。
自由民主主義を否定し、国際条約を否定するという認識は寸分も持っていなかったようである。

しかし、考えてみるまでもなく、韜光養晦には「当面」とか「軍事力を蓄えるまで」という意味が
オブラートに包まれて内包されているが、米国は見ようとしなかったようだ。

さらに、歴史問題や首相の靖国参拝でも、日本の正当な主張よりも中国の理不尽な言いがかりに米国は靡く傾向にある。(了)

4 :名無しさん@13周年:2015/03/02(月) 16:08:26.32 ID:q9VwQEmHp
9条では拉致被害を防げなかった

5 :名無しさん@13周年:2015/03/02(月) 16:31:09.96 ID:xpzNjCRo/
9条は相手次第だな。
無力でも暴力を振るわれるよね。
暴力を振るわないのは大切だが、無力は危険すぎる。

6 :名無しさん@13周年:2015/03/02(月) 16:43:38.38 ID:Ws0CXVSTO
つーかアメリカの軍事力の傘に入ることが前提にないと九条成り立たんし

7 :名無しさん@13周年:2015/03/02(月) 21:29:21.26 ID:D6EjTU0OM
同意
九条の会は日本人の命を守らない輩

8 :名無しさん@13周年:2015/03/03(火) 06:59:33.07 ID:W2yc4dEKW
正論
家に鍵は常識

9 :名無しさん@13周年:2015/03/03(火) 07:28:13.96 ID:AfQr5/PJz
憲法があるから犯罪が起こるではないのだけど
歴然とした態度を示してこなかったせいなのに

10 :名無しさん@13周年:2015/03/03(火) 08:10:12.37 ID:+L5oPOgpU
>>9
あんな憲法があるせいで、なめられているんだよ
サヨクにはわからんの?

11 :名無しさん@13周年:2015/03/03(火) 08:15:59.04 ID:AfQr5/PJz
あれば守られる
無ければ守られるで
どちらにしろ、日本国民は守られてはいないけど
まず、救う気が国に無いんだから

12 :名無しさん@13周年:2015/03/03(火) 08:36:05.22 ID:+L5oPOgpU
>>11
まず舐められているところから何とかしようね
憲法改正

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