2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【国際】日本の近くにある脅威:東南アジアに潜むISILの影 多くのジハード参加者を生むインドネシア、テロリストの交差点となるマレーシア

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/02/10(火) 08:46:57.63 ID:???
★日本の近くにある脅威:東南アジアに潜むISILの影
多くのジハード参加者を生むインドネシア、テロリストの交差点となるマレーシア
2015.02.09(月) 末永 恵

ISIL(いわゆるイスラム国)による日本人人質事件は、アブ・バカル・バシル
(バシル師、2010年にインドネシアで逮捕され収監中)が昨年11月、独房からISILへの支持を表明、
「欧米と連携する日本も聖戦の標的」と認識を示した矢先に起こった*。 *最新号の週刊新潮(2月5日号)でも筆者指摘

バシル師は、日本人を含む202人の外国人らが死亡した2002年のバリ島爆発テロの首謀者で、
「ジェマー・イスラミア」(JI)を創設した東南アジアのイスラム過激派の精神的指導者である。

・過激派によるイスラム国家樹立の動きは東南アジアにも

今回の事件をきっかけに、日本人が今後さらにテロリストにとって利用価値の高い格好の標的になる
可能性が高くなったといっても過言ではない。

遠い中近東でなく、日本の近隣諸国で活動してきた東南アジアのイスラム過激派組織のJIは、
バジル師ら中核メンバーが逮捕され弱体化しつつも、インドネシア、マレーシア、タイ南部、シンガポール、
フィリピン南部、ブルネイにおけるイスラム国家樹立を目指している。

そして依然としてタイ南部のイスラム過激派によるテロやフィリピンの「アブサヤフ」による身代金
目当ての誘拐事件に加え、インドネシアでは「東インドネシア聖戦士機構」(MIT)や
「ジェマー・アンシャルット・タウヒッド」(JAT)によるテロ事件などが頻繁に発生している。

JIの残存勢力を含む同一派が復活を狙っているとも指摘され、日本にとっても対岸の火事ではない。
シリアやイラクで勢力拡大するISによるプロパガンダが、こうした東南アジアのイスラム過激派の
強硬なスローガンとなる危険性は、シャルリ・エブド襲撃事件でさらに高まっている。

同事件の容疑者、クアシ兄弟は、「『イエメンのアルカイダ」(AQAP)』の指示を受けた」と明かし、
一方、ユダヤ系食料品店で人質を取り立てこもったアメディ・クリバリ容疑者は、自らを「ISILに所属する」と暴露した。

AQAPとISILは異なる組織だが、こうした勢力拡大を目論むイスラム過激派組織のテロ活動による
覇権競争が表面化することは、同組織にジハーディスト(聖戦主義者)を送りこむ東南アジアの
イスラム過激派を触発することにつながっている。

実際、前述のクリバリと共犯者でシリアに逃亡中の内縁の妻、アルジェリア系フランス人の
アヤト・ブメディエンヌの2人は、実はマレーシアに滞在していた可能性があることが浮上。

マレーシアのカリド警察長官は「2人がマレーシアに入国した事実はない」と否定するが、欧米の情報筋は
「偽装パスポートを使って入国した可能性がある」とし、「地元過激派の支援を受け、マレーシア北部の
ジャングルで軍事訓練を受けていた」とする情報もある。

さらに、ワシントン・ポスト紙上では、独自入手した裁判所に提出された記録で、2人が観光名所の
ペトロナスタワーやオバマ大統領も訪問した国立モスク、さらには東マレーシアで撮った彼らの
写真が公開された(参考:ワシントン・ポスト記事)。

・マレーシア、インドネシアで拡大するISILの影響力

キングス・カレッジ・ロンドンの報告書によると、これまで世界約80カ国から1万1000人にもおよぶ
外国人義勇兵がシリアへ流れ、その多くは中東や北アフリカの出身者だが、欧米諸国やインドネシア、
マレーシア、フィリピン、シンガポールなどの東南アジア諸国からもジハードの活動に参加しているという。

世界最大のイスラム人口を抱えるインドネシアと、イスラム教徒が多いマレーシアからは何百人もが
ISIL戦闘員としてへシリアやイラクに渡ったとされ、両政府は警戒を強めている。中でもマレーシアは最近、
東南アジアを含めたジハーディストの「ヒト、モノ、カネ、情報」の中継地点になっており、
米CIAなど西側情報機関が監視の目を強化している。

もともと世界のイスラム国家の中でも、経済発展を遂げ穏健派として知られてきたマレーシアは、
東南アジア諸国で「インドネシアと比べ、比較的過激派対策を講じてきた」(米政府筋)と
認識されてきたが、状況は一変しつつある。>>2へ続く

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42797

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/02/10(火) 08:47:28.36 ID:???
>>1より

潤沢な資金力が武器のISILは、身代金や中近東地域の原油密輸などで年間5000万ドル以上稼いでいる上、
マレーシアなど東南アジア諸国の過激派組織と協働し、ジハーディストの確保や資金援助集めで勢力拡大を図っているからだ。

こうしてISILが台頭する中、マレーシアなどではISIL関係者の逮捕が相次いで報告されるようになった。

昨年末には、ISIL戦闘員のインドネシア人12人が逮捕された。マレーシアの国家警察によると、
マレーシアを経由してトルコからシリアへの入国を策略していた同戦闘員らは、ジャカルタですでに
トルコへの渡航ビザも取得し、マレーシアに数カ月滞在後、シリアに渡る計画だったという。

その中には5歳の子供も含まれ、その手引きをしていた元締めが、元JI幹部で米国を含む数カ国で
国際指名手配され、現在収監中のテロリスト、ハムバリに近いJI関係者だという
(参考:UN Security Council Committee)。

インドネシアの反テロ対策を指揮する政府高官は「昨年下半期でインドネシアのIS戦闘員は3倍以上に
膨れ上がった」と指摘した上、「これまで514人がインドネシアからシリアやイラクに戦闘員として渡った。
その多くは学生や労働者と偽って渡航しているケースで、マレーシアなど近隣諸国にすでに滞在している
インドネシア人だ」と明かす。

さらに、日本企業の現地法人や工場があるマレーシアのセランゴール州で、ISへの資金調達容疑で
マレーシア人3人が逮捕された。3人は役所職員やイベント会社のマネージャーで、ISIL支援の目的で
フェイスブックを通じ資金調達活動を実施。また、シリアなどでのISILのジハード参加を希望する
マレーシア人テロ義勇兵派遣目的の募金活動も行っていた。

また別件では、同州でISILの新規メンバーのリクルート活動を展開していたマレーシア人14人も逮捕。
うち1人は、シリアでISILのテロ活動にすでに参加、帰国後、マレーシアでのISIL支援拡大を画策していたという。

さらにテロ専門家は、マレーシア人のISIL参加者が、金融機関などからの融資を通じ渡航費用などを
調達している実態も明らかにした。今年に入って、ISILに参加した2人の女性が、民間融資で資金を
調達していることが発覚。1人は大手銀行のRHB銀行から2万リンギ(約66万円)、もう1人は政府認可の
金融機関から6千リンギ(約20万円)、それぞれ「個人融資」を受けていた。

こうした金融機関の融資審査を“すり抜け”、ISILへの渡航費用などを捻出する方法は、
マレーシアに居住するIS関係者が指示を出していると見られている。

また、最近ではイスラム教の宗教学校が過激派の養成所になっていないか警戒が強められているが、
マレーシア治安当局は「ISILへの参加者や賛同者が後を絶たない」と深刻だ。

昨年4月から6月には、政府関連施設やビール醸造工場のカールスバーグ襲撃を計画していたIS関係者19人を逮捕。
シリアやイラクのIS拠点でテロ活動を行っているマレーシア人のジハーディストは、当局が把握してるだけで60人に上る。

しかし実際は数百人以上(米政府筋)と見られ、1月末、マレーシア当局は「120人のテロ戦闘員や支持者を
渡航直前に拘留した」と明らかにした。また、国連は昨年、シリアでISILに参加のマレーシア人15人、
また、別のマレーシア人がイラク警察のSWAT本部でそれぞれ自爆テロを決行したと発表。
彼らはISのテロ活動の中心的役割を担いつつある。(以下略)

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42797?page=3

3 :名無しさん@13周年:2015/02/10(火) 12:16:16.14 ID:WUdVUIOXP
イスラム国は名称が変わりました
新しい名称はISIL。
愛、知る、と呼んでください。

総レス数 3
8 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★