2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【マスコミ】重大な誤りで取り消した「吉田調書」に新聞労連ジャーナリズム大賞の「特別賞」 選考委員「慰安婦問題の道連れになった」

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/01/30(金) 12:54:07.79 ID:???
★新聞労連が「吉田調書」報道に特別賞 取材記者ら「大変励み」
日本報道検証機構, 2015年1月30日

新聞労連は1月28日、第19回ジャーナリズム大賞の授賞式を東京都内で開き、朝日新聞の「吉田調書」
報道に特別賞を授与した。「吉田調書」報道をめぐっては、初報に重大な誤りがあったとして取消しとなり、
応募はなされていなかったが、選考委員が「昨年1番のスクープと言って過言ではない」として授与を決めた。
授賞式には、取材の中心メンバーだった木村英昭記者と宮崎知己記者も出席し、文書で「たいへん励みになる
賞をいただいたと思っています。ありがとうございました」と短いコメントを発表。朝日新聞が記事取り消しを
発表した昨年9月以降、沈黙を保ってきたが、会場では自らの考えや思いを語ることはなく、
笑顔を見せることもないまま会場を後にした(「吉田調書」報道についての関連記事も参照。
受賞作品の詳細については、新聞労連ホームページ)。

朝日新聞社は、昨年5月20日付朝刊1面に掲載した「所長命令に違反 原発撤退 福島第一所員の9割」について、
昨年9月、「多くの所員らが所長の命令を知りながら第一原発から逃げ出したかのような印象を与える間違った表現」
だったとして記事を取り消す措置をした。ジャーナリストやメディア関係者の間でも、この措置を支持する声が
ある一方で、「取り消しは行き過ぎ」「誤報ではない」といった意見もあり、評価が分かれる異例の事態となっている。

今回の特別賞授与は、選考委員の鎌田慧さん(ルポライター)、柴田鉄治さん(元朝日新聞社会部長)、北村肇さん
(週刊金曜日発行人)、青木理さん(元共同通信記者、フリージャーナリスト)の4人が全員一致で決めた。
代表して出席した柴田さんは総評の中で、朝日新聞社がした取り消しという措置を「大間違い」と批判。
「せっかくのスクープを素直に評価するということをしないと、虚報だと社内から抹殺していくことは
ジャーナリズムの将来にとって非常にマイナスが大きい」と主張した。

一方で、新聞労連中央執行委員長の新崎盛吾さん(共同通信)は、今回の特別賞について「取り消した記事に
授賞するのはわかりづらい」などと疑問の声が多数あることを認めた上で、「調査報道を積み重ねる中でニュース
価値の高い資料を入手し、権力監視というメディアに求められる役割を果たした」と説明。一方で、「残念なことに
ニュース価値の高い資料を記事として報じる際に、調理法を誤ったのも事実」と記事自体に問題があったとの認識も
示したが、「取り消しに値するようなものだったのかどうか」については疑問を呈した。

だが、朝日新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」(PRC)が昨年11月に発表した見解では、「吉田調書を入手し
政府に公開を迫るという報道は高く評価できる」という評価を与える一方、内容に重大な誤りがあったことを理由に
取り消しが妥当との結論を示している。同社は昨年12月、特報部長ら4人を停職、取材記者ら2人を減給の処分にしたが、
その際も「意図的な捏造」ではなく、「思い込みや想像力の欠如」で誤った記事を出稿した過失があったと認定しており、
「虚報」扱いしているわけではない。これまでにも、取材過程の過失により記事の主要部分に重大な誤りが生じた
場合にも「取り消し」や「削除」の措置をしたケースが過去にあった(例:【旧GoHoo】「火力発電、点検怠る」 
誤報認め全面削除)。

また、スクープとの評価に対しては、「吉田調書」を最初に入手したのは朝日新聞だったものの、
中身として報じられた事実関係はほとんど既報だったことも明らかになっている(参照=【GoHooトピックス】
「吉田調書報道は『既報』だった」 朝日記者有志が告発本出版)。 >>2へ続く

http://gohoo.org/15013001/
前列・左から1人目が新崎盛吾・新聞労連中央執行委員長、3人目が柴田鉄治・選考委員。
後列・左から1人目が朝日新聞の宮崎知己記者、2人目が木村英昭記者。1月28日、文京区民センターで。
http://oiu47d1fspkjqazlh826.cdn02.sova.bz/wp-content/uploads/2015/01/150128_rouren.jpg

総レス数 20
12 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200