【衆院解散風】民主党マニフェストの作成急ぐ方針　維新・橋下共同代表「弱小政党は１つに」　次世代・山田幹事長「全く大義がない」

★民主党マニフェストの作成急ぐ方針
11月13日 19時58分

民主党は「次の内閣」を開き、安倍総理大臣が衆議院の解散に踏み切る可能性が強まっているとして、
安倍政権との対立軸を明確にするため、衆議院選挙で掲げる政権公約＝マニフェストの作成を急ぐ方針を決めました。

民主党は海江田代表ら幹部が出席して、党の政策方針を決める「次の内閣」を開き、安倍総理大臣が
衆議院の解散に踏み切る可能性が強まっているとして、衆議院選挙に向けた準備を加速させることを確認しました。
そのうえで、安倍政権との対立軸を明確にするため、衆議院選挙で掲げる政権公約＝マニフェストの作成を急ぐ方針を決めました。
民主党は安倍総理大臣が来週、衆議院の解散に踏み切ることを想定して、来週中に政策分野ごとに、
マニフェストの柱となる重要項目を取りまとめたうえで、詰めの調整を行うことにしています。
福山政策調査会長は記者会見で、「アベノミクスが国民生活に何をもたらしたのかは非常に重要な観点だと思っている。
野党間の政策の共有化も重要で、同一労働・同一賃金を推進する法案など、共通項を探っていくことは必要だ」と述べました。

■維新・江田共同代表「野党連携探る」
維新の党の江田共同代表は記者会見で、「この時期の解散に国民の理解が得られるか、はなはだ疑問だ。
どこからみても大義名分がなく、政権の生き残り策以外の何ものでもない。われわれは野党として、
巨大与党に対じするため、野党の連携について、あらゆる可能性を探っていきたい」と述べました。
また、江田氏は大阪市長である橋下共同代表について、「私は一貫して、橋下氏には衆議院選挙に
立候補してほしいと思っている。大阪都構想を実現するためにも、この選挙でぜひ、立候補してほしい」と述べました。

■維新・橋下共同代表「弱小政党は１つに」
維新の党の橋下共同代表は記者団に対し、「民主党との選挙協力は、基本的にはできない。
民主党も、維新の党も、みんなの党も、同じ思いのメンバーが集まれば１００人ぐらいになるため、
１つの党を作ればいい。弱小政党の３つが１つにまとまって、野党の在り方を変えることができないのであれば、
国を変えることなんてできない。できないのであれば、安倍政権でいい」と述べました。

■次世代・山田幹事長「全く大義がない」
次世代の党の山田幹事長は、国会内で記者団に対し、「衆議院は与えられた４年間の任期の中で成果を上げるべきで、
もし解散をすれば、全く大義がない無意味な選挙になる。野党がまとまらないうちに行うという自民党のための
選挙になり、国民の厳しい判断が示されると思う」と述べました。

■共産・志位委員長「消費増税の中止訴える」
共産党の志位委員長は、記者会見で、「政府・与党内では、消費税率の１０％への引き上げを先送りしようという
流れが強まっているようだが、これは、安倍政権の経済失政を、みずから認めることだ。解散・総選挙となれば、
消費増税が重大な争点となり、１０％への引き上げの是非が問われるが、共産党としては、先送りではなく、
きっぱり、増税の中止を訴えて、大いに奮闘したい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141113/k10013186131000.html

【衆院解散風】民主党 マニフェストの作成急ぐ方針 維新・橋下共同代表「弱小政党は１つに」 次世代・山田幹事長「全く大義がない」

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