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【国際】ノーベル賞とイグ・ノーベル賞を両方受賞した人っているの?

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/10/12(日) 15:24:07.46 ID:???
★ノーベル賞とイグ・ノーベル賞を両方受賞した人っているの?
2014年10月12日(日)10時0分配信 THE PAGE

10月6日の医学生理学賞発表に始まった今年のノーベル賞ウイーク。翌7日に発表された物理学賞では、
「青色発光ダイオード」の研究により赤崎勇名城大学教授、天野浩名古屋大学教授、中村修二
米カリフォルニア大学教授が受賞、日本中が沸きたちました。日本人のノーベル賞受賞は一昨年の
山中伸弥京都大学教授(医学生理学賞)に続く20、21、22人目。物理学賞は2008年に益川敏英
名古屋大学特別教授ら3人が受賞して以来の6件目。化学賞と並ぶ「日本のお家芸」の感があります。

■ノーベル、イグ・ノーベル両賞受賞者は現在までで1人だけ
そういえばノーベル賞発表に先立つ9月18日、北里大学の馬渕清資教授が受賞したイグ・ノーベル賞も物理学賞。
「バナナの皮の滑りやすさ」を摩擦係数によって実証した研究成果は広く話題を呼びました。
日本人のイグ・ノーベル賞受賞は8年連続20回目で、こちらはもう常連です。

人類に資する顕著な功績に対して贈られるノーベル賞と、人々を笑わせ考えさせる独創性が評価される
イグ・ノーベル賞。「これまで両方受賞した人はいるだろうか?」と調べてみたら、いらっしゃいました。
2010年に「炭素新素材グラフェンに関する革新的実験」でノーベル物理学賞を受賞した、ロシア生まれの
オランダ人物理学者のアンドレ・ガイム博士。2000年に「カエルの磁気浮上」でイグ・ノーベル賞も
受賞しています。現在まで唯1人の両賞受賞者、気になる研究のさわりをご紹介します。

■ノーベル物理学賞受賞「炭素新素材グラフェンに関する革新的実験」
ガイム博士が2004年に発見した「グラフェン」は、厚みが原子1つ分(0.38ナノメートル)の炭素シート。
300万枚重ねてやっと1mmという超極薄ながら、強度は鉄の100倍で弾性は6倍の「強くてしなやか」な理想的性格。
透明で電気も熱もよく通すため、半導体やセンサー、タッチパネル、太陽光電池などへの応用はもちろん、
量子物理学やバイオテクノロジーにも革新をもたらす可能性に満ちているそうです。現在、世界中の企業が
応用研究とその実用化に取り組んでいるのだとか。

「神が作った材料」とも「世界を変える素材」とも呼ばれるグラフェン。その存在は50年以上前から知られており、
理論的な研究例もありましたが、「どうやって取り出すか」はほぼ手つかず。「鉛筆の芯などに使われ
るグラファイトから1層だけ剥離すれば」と考えても、「物性の不安定さから困難」というのが常識でした。

ところが、ガイム博士とパートナーのコンスタンチン・ノボセロフ博士の2人は、グラファイトの塊にセロファン
テープをくっつけ、剥がしたものをシリコン基板に押しつけることを繰り返して「世界一薄い素材」の抽出に成功。
「驚嘆すべき容易な方法!」と称賛され、「剥がして遊んでいるうちに、ほとんど偶然に」という説もありますが、
まさにコロンブスの卵的発見でした。>>2へ続く

http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/thepage-20141012-10129/1.htm

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/10/12(日) 15:24:13.99 ID:???
>>1より

■イグ・ノーベル賞受賞「カエルの磁気浮上」
イグ・ノーベル賞を受賞した「カエルの磁気浮上」は、強力な磁場を形成して、その中に生きたカエルを入れて
浮き上がらせるもの。一見トンデモ科学みたいですが、英国の物理学専門誌『Physics World』にも紹介されているそうです。

もちろんカエルの体内に磁石を埋め込んで、というのではなく、カエルはカラダの中に多くの水を含んでおり、
水は磁石に反発する「反磁性体」なので、強力な磁場の中では磁力に反発する力(反磁性磁気力)が生じる、
ということ。上向きの反磁性磁気力と下向きの重力が釣り合うと、カエルは無重力(=微小重力と呼ぶそう)
状態のように空中に浮遊するのだとか。同様の実験のいくつかはYouTubeで見ることができます。

ただし、カエルのカラダに反発力を生じさせる磁場の力は16テスラ……といってもさっぱり見当がつきませんが、
昔「磁力の強さ」を表す単位だったガウスに換算すると16万ガウス。ひところ話題になった携帯電話が50ガウス、
医療用のMRIで1.5〜3テスラといいますから、その強さたるやケタ外れです。カエルは大丈夫? 血中の鉄分だって
あるし……と心配になってきます。

それはさておき、こうした研究は現在さまざまな大学や機関で行われており、微小重力空間が生体や化学物質に
与える影響、磁場や微重力空間の環境を生かした高分子技術などへの応用も期待されているそうです。

■イグ・ノーベル賞を2回受賞した人は日本にも
今年は「バナナの皮」の研究という親しみやすい受賞テーマだったためか、なんだか身近に感じるイグ・ノーベル賞。
これまで2回受賞した人が2人います。「ホメオパシーに関する研究」で1991年と98年に受賞したフランスの免疫学者
ジャック・バンヴェニスト博士と、もう1人が北海道大学の中垣俊之教授。2008年と10年に「粘菌に関する研究*」で
それぞれ認知科学賞と交通計画賞を受賞しています。2010年の受賞時、中垣教授は公立はこだて未来大学で教鞭を
とっていましたが、受賞チームには北大の先生が3人所属していました。同年は、クロスカップリングの研究で
鈴木章北大名誉教授が化学賞を受賞しているので、北大はノーベル&イグ・ノーベルのW受賞。けっこうすごいことでは?

*2008年の認知学賞は「単細胞生物の真正粘菌にパズルを解く能力があることを発見したこと」に対して、
2010年の交通計画賞は「粘菌を使って最適な鉄道網を設計できることの証明」に対してのもの。(文責・武蔵インターナショナル)

3 :名無しさん@13周年:2014/10/12(日) 23:47:23.32 ID:b6yc3ne//
粘菌が造ったものが現存する鉄道網に酷似しているというね

4 :名無しさん@13周年:2014/10/13(月) 07:21:10.88 ID:UOLPD9EYj
セロファンテープをくっつけ、剥がしたもの・・・繰り返して

冗談から駒、肩の力落としてるようでいいね w
ボケで売って安心して突っ込める感じ、大阪人が得意じゃないか?

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