【国際】アメリカ男性、「イスラム国」参加計画で逮捕、１５年以下の禁錮へ

★アメリカ男性、「イスラム国」参加計画で逮捕、１５年以下の禁錮へ
2014年10月08日 15時05分

米国連邦検事は６日、イスラム過激派組織「イスラム国」に加わるためにシリアに出国
しようとしたとして、シカゴ空港で逮捕された１９歳の男性を起訴した。
有罪になった場合の法定刑は１５年以下の禁錮と２５万ドルの罰金となる。

ＦＢＩ（米連邦捜査局）の捜査員は４日にシカゴ・オヘア国際空港で、ウィーンを経由して
トルコに向かう便に搭乗しようとした１９歳のＭｏｈａｍｍｅｄ　Ｈａｍｚａ　Ｋｈａｎを逮捕した。

検事がシカゴ連邦裁判所に提出した刑事起訴状によると、シカゴ郊外のＢｏｌｉｎｇｂｒｏｏｋに
住むＫｈａｎは米国人で、イラク国内のイスラム国に物質援助の容疑がかかっている。

起訴状によると、Ｋｈａｎはトルコに到着した後、バスでイスラム国戦闘員と合流し、
同戦闘員に連れられてシリアに入る予定だった。往復航空券を所持していたが、米国に戻る予定はなかった。

Ｋｈａｎは親への手紙で、予定を説明し、当局に告発しないよう求めている。
「西側社会は日増しに不道徳になっていることを我々は目の当たりにしている」、
「自分の子どもたちを汚されたくない」と記していた。米国の税収や米国と他国が実施している
「ムスリム兄弟殺害」の空爆を容認できないという。

Ｋｈａｎはイスラム国の警備隊もしくは人道主義的活動に参加し、更には戦闘員になるなどの
任務に関わろうしていたと供述している。

Ｋｈａｎは１０月９日に出廷して裁判を受ける。有罪になった場合の法定刑は１５年以下の
禁錮と２５万ドルの罰金となる。（翻訳　金慧）

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