【北海道】不発弾をドアストッパーに使い続けた怖いもの知らずな人　自衛隊も絶句　爆発物処理のため付近の５０世帯７０人が避難

ニライカナイφ ★＠＼(^o^)／

◆「聞いたことない」自衛隊も絶句…不発弾をドアストッパーに使い続けた凄い人

今月１１日、北海道警豊平署に「砲弾のようなものがある」と届け出があった。
札幌市豊平区西岡の無職男性（７１）の妻（６９）からだった。
この男性は砲弾を自宅で物置のドアを開けておくためのストッパーとして使っていたという。
危ないと思った妻が警察に届け出た。

写真：ドアストッパーに使われていた不発弾。矢印の部分は発射痕（陸上自衛隊提供）
http://news.livedoor.com/article/image_detail/9331045/?img_id=7310621

この砲弾は２０年以上前に、男性が知人から譲り受けたものだという。
警察から連絡を受けた陸上自衛隊は、すぐにこの砲弾の撤去に取りかかった。
その際、爆発する危険があるとして、付近の約５０世帯７０人が避難している。

■床の間や倉庫にも

陸上自衛隊北部方面総監部装備部装備課弾薬化学班長の白浜敦・３等陸佐（５１）は、
「これまでいろいろなケースがありましたが、不発弾をドアストッパーに使っていたというのは
初めてです。よくあるのは床の間に飾ってあったり、倉庫の片隅に忘れられていたというもの」
と話す。

今回処理した砲弾は、旧日本軍の７５ミリ３８式りゅう散弾で、長さ２９センチ、
直径７・５センチ、重さは６・２キロ。弾帯部分の表面に発射痕があった。

「信管の時限機能は喪失していたが、着発機能は残存していた」と白浜さん。
ふとした衝撃で爆発する可能性は十分にあった。

■処理要請は月に１件程度

白浜さんによると、少ないといわれる北海道でも月に１件くらいは不発弾処理の要請が
あるという。

「古くなってくると化学成分も変化するので、本来の機能と変わってくる。
よく、砲弾がおじいさんの形見で、本人が危なくないといっていたという人がいる。
しかし、何が大丈夫なのか根拠が分からない。
不発弾に関しては、これは安全だといえる人は誰もいない。怖いもの知らずだ」

■砲弾を磨いた痕も

自衛隊では、不発弾を見つけても触れないようにと徹底的に教育される。
「知らないというのは怖いこと。自分たちは絶対に砲弾はそばには置かない」と、
別の自衛隊員も話していた。

一方、一般には不発弾の危険性はあまり認識されていない。
今回、ドアストッパーに使われていた砲弾には誰かが磨いた痕もあったという。

陸上自衛隊が処理した不発弾は、今後、演習場で爆破処分されることになる。

産経新聞　2014年10月6日21時3分
http://news.livedoor.com/article/detail/9331045/

【北海道】不発弾をドアストッパーに使い続けた怖いもの知らずな人 自衛隊も絶句 爆発物処理のため付近の５０世帯７０人が避難

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