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【対談】上野千鶴子氏「日本の母親は外国人ベビーシッターに子供を預けない」古市憲寿氏「フリーター2人の夫婦でも、子育てができる環境が必要」

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/09/06(土) 19:03:28.36 ID:???
★社会保障 上野 介護保険の導入に「希望」 古市 格差広がる前に合意形成を
山梨日日新聞 2014年09月05日 23時01分

上野千鶴子さん 社会保障はこの先どうなるか。北欧のように国の関わりが大きく育児の社会化や脱商品化が進むか、
米国のように住み込みなどで育児を担当する乳母「ナニー」やベビーシッターに任せる育児の商品化が起きるか。
日本にはこれまで、両方がなかったため、そのしわ寄せが全部女性にきた。ツケが出生率の低下だ。

古市憲寿さん 政府は米国型をめざしたいのだろう。そもそもヨーロッパ型を目指すのは難しく、もはや手遅れの部分がある。
1980年代の経済成長期であれば、福祉を充実させることもできたが、経済が縮小している時代に、社会保障費に
そこまでお金を回せるとは思えない。

上野 移民の家事労働者を入れる考え方もあるが、日本の母親が外国人のベビーシッターに子どもを預けるとは思えない。
子どもは自分の手で育てたい気持ちが強いから。

古市 介護は移民などにアウトソースされていくが、育児は家族が担い続ける。

上野 育児コストは、今後ますます高くなるので、少子化はさらに進むだろう。

古市 団塊ジュニアが出産適齢期を迎えて、本当は第3次ベビーブームが起きていいはず。
にもかかわらず、これだけ少子化が進んでいるので、今後はさらに出生率は下がる。

上野 第3次ベビーブームが起きなかった理由は雇用の崩壊でしょう。

古市 企業の一員としての雇用が確保されたメンバーシップ型の社会が続けば、出生率はそこまで下がって
いなかったかもしれない。そうした20世紀型の雇用が崩壊し、社会の構造が変わったにもかかわらず、
政府は対応した子育て支援ができなかった。

上野 子育て支援策はどんな政策を実行すれば効果があるか分からず、加えて、すぐに子どもの数が増えるものでもない。
しかし、だからといってやらなくていいものでもない。

古市 少子化の流れをソフトランディングさせることはできるはずなのに、今はあまりにも急激に少子化が進みすぎている。

上野 政府が支援策を取ってこなかったことで、少子化は人災といえる。今の社会を見ると、出生率が上がる条件が何もない。

古市 都心部では、子どもが生まれると罰ゲームみたいになっていくと言う同世代の友人がいる。
保育園を探すのが大変で、見つかっても利用料がとても高い。

上野 子育て支援には何が必要だと思うか。古市さんは結婚して父親になっていてもおかしくない年齢だが。

古市 自由に働ける環境と、過度に働かなくていい支援。評論家の宇野常寛さんの言葉を借りれば
「フリーター2人の夫婦でも、子育てができる環境」。

上野 決して欲張りな要求ではないですね。そこそこの安定があれば、家族形成意欲を持つ人はいる。

古市 正規雇用と非正規雇用の待遇があまりに違う社会保障をしっかりと整え、非正規雇用の夫婦2人で
も生活していける保障があればいい。

上野 今、政党は乱立しているが、保守主義か自由主義ばかり。自由主義は市場型で、勝ち組と負け組の間に
格差があってOKという立場。社会連帯を求める社会民主主義政党が弱すぎる。だが、希望が持てるのは、
2000年代になって介護保険制度ができたこと。世界史の奇跡だと言ってもいいくらい。保険は共済制度で、
再分配のしくみ。それを国民皆保険として合意形成ができた。しかも、国際水準から見て給付水準も決して低くない。 >>2へ続く

http://www.sannichi.co.jp/article/2014/08/19/80000571

11 :名無しさん@13周年:2014/09/06(土) 21:37:42.83 ID:8UKwmFiYm
あぁ渡辺とストーカー仲間ですか、、、
http://i.imgur.com/4hbRPy9.jpg
http://i.imgur.com/MrkTJT3.jpg

きもいwwwww

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