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【STAP細胞】序盤でつまずいた検証実験、発光あっても万能性確認できず 

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/08/28(木) 14:33:21.62 ID:???
★【STAP細胞】序盤でつまずいた検証実験、発光あっても万能性確認できず 
2014.8.28 09:55

STAP細胞が存在するかを確かめる理化学研究所の検証実験は、初期段階で大きくつまずいた。
27日に公表された中間報告では、開始から約4カ月たっても細胞を作製できず、存在を肯定する成果は出なかった。
理研は「白黒つける」として来春まで実験を続けるが、存在の証明は現時点では難しい状況だ。

STAP細胞は、マウスの体の細胞を弱酸性の溶液に浸すだけで作製できる新型の万能細胞とされた。
小保方(おぼかた)晴子氏らが発表したSTAP論文(撤回済み)の作製法では、まず酸性溶液に浸した細胞で、
万能性の指標となる遺伝子が働いているかを調べた。

検証チームはこれに沿って、万能性の遺伝子が機能すると細胞が緑色に光るよう遺伝子操作したマウスを用意。
生後約1週間のマウスの脾臓(ひぞう)からリンパ球を取り出し、酸性溶液に浸して細胞が光るか観察した。

22回の実験の結果、発光現象はあったが、万能性遺伝子の働きによるものとは確認できなかった。
緑色だけでなく、遺伝子の働きでは見られない赤色の光もあり、細胞が自然に光る別の現象だった可能性が高い。

万能性遺伝子の働きが確認できなければ、その先の実験に進めない。研究費1300万円の半分以上を
すでに費やしたが、検証は序盤から難航。細胞の存在は不透明さを増している。

STAP細胞は作製過程で細胞が集まって塊になるとされたが、この現象も全実験の半数以下でしか観察できなかったという。

論文では、今回の検証で用いたマウス系統だけでなく、別系統を掛け合わせたマウスも使っていた。
検証では準備の容易な系統から実験を進めたが、責任者の丹羽仁史プロジェクトリーダーは
「遺伝的な違いが結果に影響した可能性もある」と分析。今後は掛け合わせたマウスでも作製を試す方針だ。
細胞が存在するかはまだ不明としている。

今後の実験で万能性遺伝子の発光が確認されても、それだけでSTAP細胞が存在するとはいえない。
万能性を証明するには、この細胞を別のマウスの胚(受精卵)に移植し、生まれた胎児の全身組織に分化
していることも確認する必要がある。肝臓細胞などを使って、論文より厳密な手法でも調べなくてはならない。

一方、小保方氏は検証チームとは独立して検証実験を行う。4月の会見で「作製にはこつがある」と話しており、
論文の手法で自ら証明できるか注目される。現在は準備段階で、作製はまだ始まっていない。

検証チームがこのままSTAP細胞を作製できなかった場合でも、科学的には「存在しない」と結論付けることはできない。
「ある」ことは証明できても、「ない」ことの証明は難しいからだ。

理研幹部は「小保方氏が作製できなければ、ないとの結論になる」と話す。理研が小保方氏の検証実験を6月末に
急遽(きゅうきょ)、容認したのは、細胞が存在しないことを前提にした動きとの見方もある。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140828/scn14082809550004-n1.htm
記者の質問に答える理化学研究所の実験総括責任者の相沢慎一特別顧問(左)と検証チームの
丹羽仁史プロジェクトリーダー=27日午後、東京都墨田区 (大橋純人撮影)
http://sankei.jp.msn.com/images/news/140828/scn14082809550004-p1.jpg
http://sankei.jp.msn.com/images/news/140828/scn14082809550004-p2.jpg

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