【埼玉】上尾署捜査員、交際相手の知人男性へ女性の相談漏らす...県警が厳重注意 [14/08/26]

ゆでたてのたまご ★＠＼(^o^)／

上尾署捜査員、交際相手の知人男性へ女性の相談漏らす　県警が厳重注意
【埼玉新聞】2014年8月26日(火)

女性が県南部の警察署を訪れて、交際相手の男性について相談したことを、上尾署の男性捜査員が
知り合いだったこの男性に漏らしていたことが、26日までに県警関係者への取材で分かった。県警は警察法、
警察官職務執行法上の「警告」に当たるとしているが、「配慮に欠けた」言動だったとして、捜査員に対して、
「厳重注意」の内部処分を行った。

県警関係者によると、今年1月下旬、女性が県南部の警察署に交際相手の男性について相談に訪れた。相談を
受けた女性警察官が、交際のもつれから女性がけがを負っていたことを確認。男性に連絡しないことを約束し、
女性から男性の住所、名前、職業などを聞き取った。

交際相手の男性が上尾署管内に居住していたことから、県南部の警察署は上尾署と情報を共有。共有した
書面には女性からの要望で、相談に訪れたことなどを「男性には伝えない」といった内容が記されていたと
いう。

県警関係者によると、上尾署捜査員は当直勤務していた際に、県南部の警察署から送られてきた書面を確認。
交際相手の男性を個人的に知っていたため、女性が相談のため来署したことを男性に伝えた。捜査員は県南部の
警察署や上尾署に報告せず、女性にも事前事後の報告をしなかった。女性の要望だった「男性には
伝えない」といった注意書きについては、「見落としていた」という。

警察への相談を男性に知られたことがきっかけで、女性は転居を余儀なくされたという。

県警は、上尾署捜査員が男性に伝えた行為そのものは、警察法、警察官職務執行法上の「警告」に当たると
判断。一方で「配慮に欠けた」言動だったとして、捜査員の上司が女性に謝罪し、捜査員を厳重注意の
内部処分にした。

ソース: http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/08/27/01.html