【山形】天童・中１自殺、校長「いじめあった」　生徒十数人を指導、落ち度認める

幽斎 ★＠＼(^o^)／

天童・中１自殺、校長「いじめあった」　生徒十数人を指導、落ち度認める
山形新聞 7月17日(木)8時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140717-00000314-yamagata-l06

　学校でのいじめに悩んでいた天童市の女子中学生が今年1月、自殺した問題で、
生徒が通っていた学校の校長は16日、記者会見し、校内調査の結果として「女子生徒はいじめに遭っていた」との認識を示し、
陰口などを言った生徒十数人を指導したことを明らかにした。いじめを発見できなかった原因については
「教職員の感度の甘さと察知能力の弱さ、情報が共有されなかった組織体制に問題があった」と学校側の落ち度を認めた。

　会見は女子生徒の自殺から半年の節目で報道各社が申し入れた。いじめの有無に関し、
市教育委員会はこれまで「第三者による調査委員会の判断になる」と明言を避けていた。

　校長によると、校内のいじめ調査は全校生対象のアンケートと個別の聞き取りで実施。その結果、
「よく部活を休むね」などと陰口を言われたり、あだ名で呼ばれたりしたほか、
部活動で取れない所にボールを投げられたという。これらの行為をした生徒に事実を確認した上で、
それぞれに指導し、各保護者にも報告した。

　いじめが発見できなかった点について、校長は「これくらいはいじめではないとの判断が教員にあったようだ。
認識が甘かった」と釈明。死亡した女子生徒の母親から昨年6月にいじめの相談を受けた
担任や部活動の顧問にもいじめの認識はなく、「当時の状況がメモや文書で残されず、
情報も共有されなかった」と対応の不備に言及した。女子生徒の自殺以降に行った校内調査で初めて、
今回のケースも含めたいじめが21件確認されたという。

　母親が相談した当時、担任が生徒の個人名を挙げて「○○さんの件ですね」と母親に伝えたとされる点に関し、
校長は「担任は名前を挙げていないと言っている」とし、遺族側の訴えと食い違う部分もあった。

　学校側の責任や処分について問われると、
同席した水戸部知之教育長は「（第三者による）調査委員会が検証した上で、県の処分を受けることはあるかもしれない」と述べた。

山形新聞社

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