【裁判】弟殺し保険金詐欺、７１歳被告に懲役３０年判決

幽斎 ★＠＼(^o^)／

弟殺し保険金詐欺、７１歳被告に懲役３０年判決
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140711-OYT1T50040.html

　愛知県犬山市で２００８年１月、弟を殺害して保険金をだまし取ったなどとして
殺人と詐欺などの罪に問われた富山県射水市、無職山本勉被告（７１）の裁判員裁判で、
名古屋地裁は１０日、有期刑の上限である懲役３０年（求刑・無期懲役）の判決を言い渡した。

　山田耕司裁判長は「事故死に見せかけた手口は巧妙かつ卑劣で計画的だ」とし、被告側の無罪主張を退けた。

　判決によると、山本被告は０８年１月３日頃、弟の満さん（当時６１歳）と車で訪れた犬山市の駐車場で、
豆炭を車内で燃やし、飲酒し深酔い状態だった満さんを一酸化炭素中毒で殺害。
事故死と偽り死亡保険金６００万円の支払いを受け、他の死亡保険金計４０００万円をだまし取ろうとした。
　弁護側は「被告は車内で豆炭を燃やす危険性を十分認識していなかった」などと主張していたが、
山田裁判長は「過去に同様の中毒事故を起こして医師に注意されたことがあり、死亡する危険性を認識していた。
捜査段階の自白も具体的かつ自然で、取り調べた警察官の証言も信用できる」と指摘。

　一方で、「無期懲役も考えられたが、弟とのあつれきも一因で、保険金を得ようとしただけの犯行と異なる側面がある」とした。