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【政治】世界市民、地球市民などといった物言いがよくなされる 戦後日本を蝕む「左傾病」

2 :くだんφ ★:2014/06/07(土) 11:30:03.55 ID:??? ?BRZ(17777)
>>1の続き

戦後をむしばむ「左傾病」

 ここでいまさら、かつての民主党政権を批判しようというのではない。だがあの政権下でなされた
あまたの失政が、脱国家、ないしむしろ反国家的な姿勢に由来するものであることには注意して
おきたい。これこそ、戦後日本をむしばんできた「左傾病」なのだ。

 日本の敗戦とともに、終戦までの日本を卑下する自虐的思潮が知識人のあいだで主流になる。
いわゆる戦後進歩的知識人たちの言説を、少し見ておこう。ややこしい言葉が多いがご海容いただきたい。

 「(日本社会の)家族的生活原理こそ、われわれの社会生活の民主化を今なお強力にはばんでいる
ものであり、これの『否定』なくしては、われわれは民主化をなしとげ得ない」(川島武宜=たけよし=
「日本社会の家族的構成」、昭和21(1946)年)

 「(日本の民衆は)とうてい近代的な人間類型を示しているとはなしがたく、一般に近代『以前』的
であり、(略)古くかつ低いものを残している」(大塚久雄『近代化の人間的基礎』、昭和23年)

 「(日本のナショナリズムの)醗酵地である強靱(きょうじん)な同族団的な社会構成とその
イデオロギーの破壊を通じてのみ、日本社会の根底からの民主化が可能になる」(丸山真男「日本に
おけるナショナリズム」、昭和26年)

 彼らがいっていることは簡単にいえばこういうことだ。日本人は遅れている、前近代的である、
民主的ではない。日本社会を「否定」し「破壊」しなければ、日本の民主化は不可能である−−。

 さらに、たとえば丸山においては、「日本は明治以後の近代国家の形成過程に於て嘗(かつ)て
このような(ヨーロッパのような)国家主権の技術的、中立的性格を表明しようとしなかった」
(「超国家主義の論理と心理」、昭和21年)と、日本という国家そのものが否定的にとらえられる
のである。

 これが、戦後日本の左傾の源流なのだ。知識人がこぞってこうした言説を繰り返し、左傾メディアが
喜々として拡散し、教師が学校で教えた。戦後日本は自ら、日本を飽くことなく否定し、破壊し続けて
きたのだった。

>>3に続く

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