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【科学】日本独自の宇宙回収カプセル開発進む ISSの実験試料を迅速に研究者へ 有人船に応用も

2 :モチモチの木φ ★:2018/03/18(日) 13:38:32.74 ID:???
>>1から続き)

■シャトル退役が誤算

試料回収が課題となった背景には、ISS計画の誤算がある。
約15トンの荷物を持ち帰ることができる米スペースシャトルが11年に退役したことで、きぼうは回収の屋台骨を喪失。
現在は回収能力が約1・5トンの米国のドラゴン宇宙船と、約50キロのロシアのソユーズ宇宙船があるだけだ。

創薬や新材料の開発を目指す実験では、試料を持ち帰り分析することが重要だ。
カプセルの実用化で日本独自の回収手段を獲得し、きぼうの成果拡大につなげる狙いがある。

ただカプセルの回収能力はわずか約20キロ。
試料を冷蔵する場合は5キロ足らずだ。
JAXAは回収能力1・6トンの帰還型こうのとりの開発を過去に検討したことがあるが、
これと比べれば微々たる量で、他国に頼る状況は変わらない。

それでも開発を進めるのは、きぼうが実験の成果をめぐり正念場を迎えているからだ。
ISSの運用は24年で打ち切られる可能性があり、
JAXAは一部の実験テーマの基準を「早く成果が出る実験」に変更するなど、
残された時間で結果を出そうと躍起になっている。
費用対効果が問われる中で、カプセルがどこまで貢献するかは未知数だ。

>>3へつづく)

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