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【政治】法案の事前審査で消化試合 国会論議は活性化できるのか 与党への質問時間配分も一案

1 :モチモチの木φ ★:2017/11/19(日) 10:03:17.47 ID:???
■法案の事前審査で消化試合 国会論議は活性化できるのか、与党への質問時間配分も一案

国会では、与野党の質問時間変更が問題となったが、
重要な政策をまともに審議できるような国会にするには何が必要なのか。

日本の国会について、世界の国と比較すると、
(1)女性議員が少ない
(2)本会議審議時間が短い
(3)実質的な審議が少なく法案修正が少ない
−という3つの特徴がある。

(1)の女性議員が少ないことを直すのは難しい。
先の衆院選では、当選した465人のうち女性議員は47人で、10・1%だった。
世界の平均では20%以上であるので、日本はかなり見劣りする。
参議院では15・7%なので、今後に期待したい。

(2)の本会議審議時間が短いことについては、日本は衆参とも50〜60時間程度で、
米国、英国、ドイツ、フランスいずれも本会議審議時間は500〜1000時間程度なので、日本は圧倒的に短い。

ただ、日本では、委員会審議が多くなされているので、どういう場で審議するかという問題ともいえる。
国会には重要法案の審議時間は100時間超、一般的な法案は30時間程度といった暗黙の了解があることを考えると、
日本だけが審議時間が短いとはいいがたい。

もっとも、2001年の中央省庁再編によって、
内閣府、総務、厚生労働、国土交通の各省などの巨大官庁が生まれ、内閣府も大きくなった。
それらの省庁に対応する内閣、総務、厚生労働、国土交通の国会の常任委員会は、パンク状態になっている。
(>>2へつづく)

ソース:http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171118/soc1711180008-n1.html

2 :モチモチの木φ ★:2017/11/19(日) 10:03:31.45 ID:???
>>1から続き)

(3)実質的な審議が少ないことは国会問題のキモである。
ここに、与野党が質問時間変更で争う背景がある。
野党からみれば、実質審議がないので野党の露出を増やせるように質問時間をよこせというが、
与党からみれば、実質審議がないから野党に質問時間を与えても意味がなく、
選挙で選ばれた人は平等に時間をもらうべきだとなる。

実質審議が少ないのは、与党内で法案提出の事前審査が徹底的に行われるからだ。
筆者の官僚経験からいって、政府提出法案の場合、政府内の法制局審査、
与党の政務調査会・総務会をクリアするのがひと仕事である。
それをクリアすると国会提出になるが、そのときには修正することはほとんどなく、国会審議は消化試合のようになる。

こうした事態を打開し、国会を活性化するために、与党内の事前審査をなくせという意見があるが、これは過去にも失敗している。
逆説的であるが、国会での質問時間を与党にも配分したほうが、与党内の事前審査を形骸化できる可能性がある。
事前審査は密室であるが、国会の議論は公開で、国民の目がある。
国会議員も国会で質疑するのが本来の仕事なので、国会で行うべきだ。

事前審査での党議拘束を緩くした上で、与党議員にも質問のチャンスを与えれば、国会の審議がより活性化するだろう。
国民の関心が高い憲法改正関連では、こうした柔軟な方法も重要になってくるだろう。

(以上)

3 :モチモチの木φ ★:2017/11/19(日) 10:03:39.74 ID:???
関連スレ:
★【政治】自民党3回生ら国会質問時間配分の見直し要望 「与党2、野党8」は「野党に過剰な配分」
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi#newsalpha/1509192145/
★【政治】無意味に多すぎる野党の質問時間 自民党が大幅譲歩し「5対5」の案を示すも狭量なガラパゴス左翼・立憲民主党が拒否 また国会をサボる模様
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi#newsalpha/1510355027/

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