〓西鉄・太平洋クラブ・クラウンライター〓Vol.32〓

福岡ライオンズよ永遠なれ

これも又新スレ立ったに付き、前スレで述べた我々ライオンズファンの基本姿勢を
此処で改めて以下の通り述べておく：

(1)福岡野球の自主廃業
福岡野球が事業継続不能となった際に検討すべきは、承継企業を探すこともさること
乍ら、自主廃業を経て球団を消滅せしめ、パ・リーグを一時5球団状態に晒すことも
方法としてはあり得よう。其処から一リーグ化に進むのか？或いはのちの時代の楽天
vsライブドア参入競争の如き動きも、当時の連盟にその気があれば期待出来たやも
しれぬ。

(2)本拠地保持の原則下での球団承継
前項でやはり「パ・リーグ6球団を堅持すべし」、「福岡野球は承継球団を探すべし」
となった場合は、「NPB秩序たる本拠地を動かさない前提を堅持する企業に限り承継
を承認する」ことを、連盟やNPBが主導的立場で以て動いておくべきであった。
但、実際は中村長芳とクソ堤は1978年9月迄福岡野球の承継を関係者間で極秘裏に
進め、連盟及びNPBへの説明は同年10月のNPB緊急実行委員会を待たねばならなか
った。事前に何も聞かされていない状態に置かれた連盟関係者及び各球団代表者は
日ハム三原球団社長以外黙認を余儀なくされた。セ・リーグに比し相対的に注目され
ていなかったパ・リーグの「当時の空気感」が垣間見えよう。
→ たられば論にはなるが、関東・関西に集中していたフランチャイズの全国分散化
　を唱えていた次期NPBコミッショナーとなる下田武三が任期中にこの問題に接した
　ならば、コミッショナー権限にて白紙扱いとしたであろう。

(3)球団愛称
以上が1978年の福岡野球とパ・リーグ各球団及びコミッショナーを取り巻く問題。
次に承継球団たるコクド及び後の「黄金電車(笑)」グループ側の問題。百歩譲って
クソ堤と中村の密談を経てコクドしか球団承継出来ず、本拠地を動かすことも結果
已む無しとなっても、「球団愛称の問題は別」。殊に福岡市民の公募を経て名付け
られたライオンズの愛称は相当にセンスィティヴに扱わねばならぬ問題。本来であ
れば、連盟やコミッショナーが異議を唱えて然るべきであろう。然るにこれも「当
時の空気感」で有耶無耶にされた。然らばあとは承継企業であるコクド及び後の
「黄金電車(笑)」グループの倫理観や品性の問題であろう。

掻い摘めば以上であるが、A) (福岡)ライオンズディスリチャバネゴキブリや
B) ダ埼玉「黄金電車(笑)」ウェイスツマンセーチャバネゴキブリ共が事ある
毎に鬼の首を取ったが如く指摘する「福岡政財官界の不作為」は、哀しいかな
事実として我々も認めざるを得ない。然し其れ丈を以て以上三点を覆す程に正当化
され得る点ではないこと、此処で改めて指摘しておく。