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ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ7

317 :132人目の素数さん:2024/05/19(日) 13:20:56.48 ID:rfw4WfSo.net
>>192 戻る
>>”プロ数学者養成をどうするか?”
>好き勝手をさせてくれたので数学者になれた。
>好き勝手にしてもらったので数学者に育ってくれた

・天啓の人。数学の女神と仲良しかもね
・うん、岡先生の後継者だな ;p)

https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/rigakuru/research/9b6gS6T5/
東大
理学のフロンティア
純粋数学者は「エルゴード群論」で世界の深淵を
目指す
数理科学研究科 数学科 教授
木田 良才
February 10, 2022

東京大学の数理科学研究科にも、我々に「天才っぽいな」と思わせる若き数学者がいる。木田良才教授。京都大学3回生の時に「飛び級」をして大学院へ。博士課程時代に書いた論文が大きく注目され、数学界にその名を轟かせた。博士号取得後は独・マックスプランク研究所、東北大学、京都大学を経て、東大で30代にして教授となった。

WEBで木田教授の文章を探していたら、「ぼくは自分の研究テーマを『エルゴード群論』と呼ぶことにしました」という記述を見つけた。

「ああ、そうです。自分の研究テーマを『エルゴード群論』と呼んでいます。元々の定義からすると群は代数的なものですが、1990年代にミハイル・グロモフという数学者が群論に幾何学的な視点を導入して『幾何学的群論』という分野を作りました。ぼくの研究テーマはその幾何学的群論の兄弟みたいな分野です。英語では『measured group theory』という名前がついていますが、『測度付き群論』という直訳がどうもネーミングとしてかっこ悪いなと思って、『エルゴード群論』と呼ぶことにしました。エルゴード理論を用いて離散群全体の世界をどのように捉えるべきかを追求する分野なので、エルゴード群論です。エルゴード理論とは『測度がある空間への群の作用を扱う分野』です。そういう『測度を持った空間への作用』を用いて離散群を研究しているのです」

幾何学的群論、測度、エルゴード理論など、WEBで検索するとたくさんの解説が出てくる。興味のある読者はいろいろと調べてみてほしい。

辛い研究生活の後に突然、アイデアが降臨

木田教授は高校生ぐらいの頃から数学者になろうと思っていたのだろうか。

「全然、思っていませんでした(笑)。高校生の時は数学と物理が好きで問題を解くのが好きでした。けっこう難しい問題が解けたら、それでうれしいというかんじ。『将来、これを突き詰めたい』みたいな思いはなくて。大学生になってからも、やっぱり単に『好きだ』というかんじでやっていました。大学生になって、数学の本を眺めていると高校の頃にやっていた数学と雰囲気が全然違うんですよ。よく図書室で数学の本を眺めていて『いろいろな数学があるんだな』と楽しんでいました。ところが、大学院生になったら、それが一転したんです」

大学院生になった木田青年は数学をやるのがいきなり辛くなった。好きで問題を解いたり本を眺めたりしているだけでなく、「研究」をしなければならなくなったからである。

つづく

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