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ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ7

240 :132人目の素数さん:2024/05/17(金) 21:12:59.95 ID:mvaykARL.net
>>192 戻る
>>”プロ数学者養成をどうするか?”
>好き勝手をさせてくれたので数学者になれた。
>好き勝手にしてもらったので数学者に育ってくれた

ペーター・ショルツェ
”ラポポートは私に彼の学生の期間中にとんでもない量の数学を教えたし、概して素晴らしい助言者だった。
彼はまた私の数学的興味をある程度形成した。
私は前から既に数論幾何学に引き寄せられていたが、彼の考えるべき問題を選ぶセンスは確かに影響を受けた。”

(参考)
https://taro-nishino.blogspot.com/2019/03/blog-post068.html
TARO-NISHINOの日記 3月24,2019
2012年当時のピーター・ショルツ

今回紹介するのは、皆さんよくご存じのピーター・ショルツ博士のインタヴュー記事
"Interview with Research Fellow Peter Scholze"(PDF)です
http://www.claymath.org/library/annual_report/ar2012/ar2012.pdf

貴方の数学教育について話していただけますか? どの体験と人々から影響を受けたのですか?
私は数学と自然科学を重視する特別な高校に通った。この元東ドイツの学校はGDR[訳注: ドイツ民主共和国。いわゆる通称東ドイツのこと]崩壊を生き延びていた。殆どの学校とは対照的に、数学を得意とすることはからかわれるものではなかったし、かっては数学オリンピックに参加することが強制でさえあった。驚いたことに私は非常にコンテストで非常に上手くやったので、もっと数学を学び始めた。その方向に私の先生達は強く支えてくれた。16歳ごろ私はフェルマ最終定理のワイルズの証明を理解したかったので、線型代数も知らずにモデュラ形式と楕円曲線について読み始めた。大部分インターネットを検索しながら、どうにか私は理解し、私の知識の欠落を埋めることが出来た

助言者がいたのですか? 誰が貴方の数学における興味を伸ばすことを手伝い、そしてどのようにしたのですか?
私がまだ学校にいた時にKlaus Altmannが代数幾何学を私に教え、後の勉強をする場所を選ぶことにも手伝った。彼はミヒャエル・ラポポート(私のアドヴァイザになった)[訳注: ラポポート博士の師匠はピエール・ドリーニュ博士です。つまり、ペーター・ショルツェ博士はドリーニュ博士の孫弟子になります]のもとで勉強するためにボンへ行ってはどうかと勧めた
ラポポートは私に彼の学生の期間中にとんでもない量の数学を教えたし、概して素晴らしい助言者だった
彼はまた私の数学的興味をある程度形成した。
私は前から既に数論幾何学に引き寄せられていたが、彼の考えるべき問題を選ぶセンスは確かに影響を受けた

貴方はドイツで教育されました。ドイツでの数学教育と米国でのそれとの違いについてコメントしていただけますか?
殆どのヨーロッパ諸国での通りに、一般教育は高校の末で終えて、大学へ特定の学科に入学する。大学では通常最初の一年からただ数学を習うけれども、ちょっとした第二学科をやることが求められる。例えば物理学またはコンピュータ科学。更に大学へ行くことは完全に無料であり、数学への入学は通常自動的だ。いくら良い所でも数学はさほど人気ではない。もう一つの違いは学生達は非常に早い時期にセミナーにおいて講義をしなければならない。例えばボンでは最初の一年で。この訓練は後で学位論文に関する説明をする時には非常に役立つと私は思う

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