小麦アレルギー
- 1 :名前アレルギー:2008/08/27(水) 04:29:29 ID:9dTnPAiZ.net
- 食物依存性運動誘発アナフィラキシーの人の原因の多くは小麦(大麦、ライ麦の場合もある)だそうです。
小麦を抜いた食生活等について語っていきましょう。
- 431 :名前アレルギー:2011/10/08(土) 11:19:49.77 ID:4i2WDkAy.net
- >>423-425
CXCR3っていうケモカインレセプター、本来ならTh1(ヘルパーT細胞1)に発現してるんだってね
タイトジャンクションが破れてグリアジンが体内に入り込んだ場合、免疫にどんな影響があるんだか知れたもんじゃないな
- 432 :名前アレルギー:2011/10/08(土) 19:49:17.15 ID:zrSoosG7.net
- >>431
ごめん、もうちょっとわかりやすく説明してくれないかw
- 433 :名前アレルギー:2011/10/08(土) 21:05:06.06 ID:4i2WDkAy.net
- >>432
ケモカインってのは、ケモタクティックサイトカインの略
ケモタクティックというのは遊走
つまり免疫細胞の遊走を引き起こす細胞間伝達物質
その受容体の一つがCXCR3
Cというのはシステイン、CXCでシステイン残基が二つ、何か適当なアミノ酸残基(X)を挟んだ構造
ケモカインレセプターCXCR3は、本来ならTh1や単球の表面に発現して、そのリガンド(IP-10)が結合することで、Th1の遊走を引き起こす
で、小麦タンパク質のグルテン(グリアジン)にはCXCR3と結合する配列があるとか何とか
それが血液中に入りこむとTh1と相互作用することもあるんじゃね?と思ったわけ
(実際、腸粘膜との相互作用でタイトジャンクションの構成成分の一つ、ゾヌリンが放出されてタイトジャンクションに穴があくわけだし)
アレルギーというのはTh2が引き起こすわけで、Th1に影響を与える小麦タンパク質は免疫にとって毒じゃね、という
- 434 :名前アレルギー:2011/10/08(土) 23:07:39.18 ID:zrSoosG7.net
- >>433
自分の小さい脳みそではなんやら難しいけど、
確かTh1細胞(細胞性免疫)が弱るとTh2細胞(液性免疫)が活性化し、
バランスがTh1<Th2になってアレルギーが起きるんだっけ
つまりは小麦でTh1が弱りTh2が優性(Th1<Th2)になる=小麦アレルギーってことかな
- 435 :名前アレルギー:2011/10/09(日) 07:18:06.32 ID:jawNl8EI.net
- そうだね、あとは粘膜というバリヤが崩壊すること自体も問題だね
粘膜が壊れるということは、寄生虫が粘膜を壊すのと同じだから
ヒトの体は、寄生虫によるものか、小麦によるものか、両者を区別できないわけ
- 436 :名前アレルギー:2011/10/09(日) 12:55:47.45 ID:qr+lNYCC.net
- なるほど、勉強になります
ということは、
小麦グルテン→腸粘膜破損→血液混入→BBB(血液脳関門)破損→脳に影響ってのが
科学的に解明されたってことでいいのかな?
- 437 :名前アレルギー:2011/10/09(日) 14:27:51.21 ID:jawNl8EI.net
- そこまでは言ってないな
グルテンによって腸粘膜が破損した先がどうなるか、は推測
自閉症の原因はグルテンという説があって、でも最近の実験で
グルテンを除去した食事でも自閉症が改善しなかったとか
まだまだ研究途上
http://plaza.rakuten.co.jp/hsnsmt/diary/201101240000/
- 438 :名前アレルギー:2011/10/09(日) 18:50:53.00 ID:qr+lNYCC.net
- >>425でBBBまで言及してるってことは、
小麦グルテン→腸粘膜破損→血液混入→BBB(血液脳関門)破損(<ここまで解明 ここから推測>)→脳に影響
こんな感じかな?BBBも粘膜ってことであってる?
この説が本当だろうとガセだろうと早く解明されるといいのにね
- 439 :名前アレルギー:2011/10/09(日) 20:32:24.88 ID:qr+lNYCC.net
- >>425のタイトルだけ翻訳してみた
「ゾヌリン(密着結合調整タンパク質)と、その腸バリア機能への調整:炎症、自己免疫、癌への生物学的ドア」
小麦アレルギーだけではなく癌への話にもなってるのかな?
- 440 :名前アレルギー:2011/10/09(日) 21:00:27.50 ID:jawNl8EI.net
- いや、小麦グリアジンによって「腸」の粘膜タイトジャンクションが破損することが分子レベルで説明できるようになった、というだけ
BBBがタイトジャンクションで結合しているのは確かだけど、それとグリアジンの関係はわからない
BBBは粘膜ではないしね(脳の血管内皮細胞と周囲の細胞を含めてBBB)
つかBBBに限らず、血管の内皮細胞は、全てタイトジャンクションで結合していて、
それらタイトジャンクション結合は、TNF-αで緩むことは既に判明してる
TNF-α(腫瘍壊死因子)というのは、炎症時にマクロファージから分泌されるサイトカインで、
つまり近くの組織で炎症が起きると、血管はスカスカになるわけ
BBBの細胞で炎症が起きると、脳に余計な物質が流れ込んで、精神的な影響が起きる可能性があるね
実際、向精神病薬の中には、BBBの炎症を抑える作用があるものもあるんだとか
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