小・中学校のちょっとエッチな淡い思い出

500 ：大人になった名無しさん：2015/06/21(日) 10:42:59.56 .net

中2のとき。
全校集会で校長の話が長々と続く中、隣にいた女子が貧血でフラついたのを間一髪、俺が抱きとめて助けた。
普段は男勝りで生意気な態度や物言いが鼻についていたその女子が、弱々しく俺の腕に身体を預け「大丈夫か？」と訊くと小さくコクンと頷いた。
長い黒髪が俺の頬を撫で、嗅いだことの無い芳香が鼻をくすぐり豊満な胸が二の腕を圧してきた。
俺はどうしていいか分からなくなり、その場で硬直した。
そうしているとクラス担任の男性教師が近づいてきて「貸せ」と言って、俺から彼女の身体を奪うようにして抱きかかえると「保健室に連れて行くから付いて来い」と言って体育館の外に出た。
保健室に着くまでの道中、俺は見た。
その教師が何度か彼女の身体を抱っこしたり担ぐようにしたりと持ち変えていたが、その際、尻や太腿を掴んだり胸に顔を押し付けたりしていたのを。
彼女が嫌がり身を捩るのを、卑しく嗤い「おいおい動くなよ」と言いながら首筋に頬をすりつけていたのを。
そして保健室のベッドでわざとスカートが捲れるように彼女を寝かせ、白い下着を確認していたのを。

俺はその一部始終を見ながら、なぜか勃起していた。
しかしそれ以上に憤りも感じていたが、残念なことに彼女のために何もしてやれなかった。
クラス委員だった俺だが、その日を境にそいつの言うことは一切聞かなくなった。
せめてもの償いのつもりだった。
情けない思い出でもある。