ぎょう虫検査の思い出

大人になった名無しさん

俺が小学生の時の思い出話を一つしようか。

当時俺が通っていた小学校には、やはりというか当たり前のように特殊学級なんてものがあった。
その特殊クラスに一人の女の子がいた。記憶では俺より１、２級上の子じゃあなかっただろうか。
小学生の高学年なんだが、身長は全校の生徒よりもズバ抜けて高く、体の発育も大変よく、さらには
かなりの美人でもあったんだ。
あんな美貌と容姿を持ちながらも、ああいうクラスに通ってる子…　なんて、当時からませていた
餓鬼だった俺は人事ながらもその子を見る度、なんとも切ない気分になったりしたものだ。

その子は俺の家と学校の、ちょうど中間地ぐらいに住んでいたんだけど、家はかなり広大な敷地に
これまた立派な日本家屋のお屋敷住まいの子だった。よくかすかに見え隠れする、生垣の間から
向こう側の庭で遊ぶ、その子をよく目撃したりしていた。

ある年のことだが、やはりその子の家の、庭が見えるであろう生垣のポイントに差し掛かった時のこと。
その女の子が庭に立ち、立位体前屈と言えば想像出来るであろうか？そんなポーズでお尻を高く
天にかがけているのだが、そのお尻には何もはいてない。その後ろ側が家屋のちょうど渡り廊下の
ところなんだが、その子の母親がむき出しのお尻の部分をのぞきこむように手にしていたのは
ぎょう虫検査に使うあの青いセロファン。

しばらくその場で立ちつくしてしまったのは言うまでもない…
あれからもう30年近い月日が経ってしまったが、あの時の光景が忘れられず時々思い出しては
股間がぎんぎんとなってしまうのだ。