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統計力学マジ難しすぎるwwwwwww

704 :ご冗談でしょう?名無しさん:2020/05/07(木) 15:37:29 ID:???.net
清水読めば分かるだろ 本当にバカばっかだな

熱はエネルギーの移動のうちマクロな仕事を引いた残り、として定義される
だから熱を定義するためにはマクロな仕事、をまず定義する必要がある
マクロな仕事、は3つの状況下で定義されるので、場合におうじて3つの定義を使い分ける

3つの定義を見る前にエントロピーの自然な変数、の概念を理解する必要がある。
清水読んでれば知ってると思うけど要請?のなかで、まぁ大雑把に次のことを仮定してる
A.任意の単純系に対しエントロピーの自然な変数E,V,N,…というものがある
B.単純系の平衡状態は、これら、エントロピーの自然な変数の値の組(E,V,N,…)で実質的に指定できる

以上の理解の下に、マクロな仕事、の定義は次の三通り。

?着目している過程で力学的な仕事のみが為される場合(準静的じゃ無い場合も含む)
これは着目する過程で、エントロピーの自然な変数、のうち体積Vとか長さlとか、
あるいは(系によっては)磁化Mなんか、だけが変化する場合だな。
こういう場合は、系になされたマクロな仕事、っていうのを(準静的じゃない場合でも)素朴な力学から定義できるってのが特徴だ。
例えば気体系でVが変化する場合なんかは、
気体がついてこられないほどめちゃくちゃ早くピストンを引いた場合(仕事0)と、ゆっくりピストンを引いた場合(仕事PV)
あるいは、もっと変な中途半端な引き方をした場合なんかでも古典力学によって、ピストンを引くときに成した仕事は定義されてる。
これが、Nが変化する場合なんかだったら、その変化でなされた仕事なんて一般には定義できない。
だから、エントロピーの自然な変数のうち、VとかlとかMとかしか変化しない場合にだけこの定義は使える。
正確に言うと、「エントロピーの自然な変数のうち、その変化に対応する仕事が力学的に計算できる場合」に適用できる
「マクロな仕事」の定義だな。

思ったより長くなったけど最後まで書くからかんしゃしろ
 

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