2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

--佛教論議の伽藍スレ-- 第六巻

709 :宝珠真範@迦楼羅 ◆9XuF3XEACk :2020/05/02(土) 04:36:09 ID:ugU/ydKn.net
それから神智学の視点からやや話を発展形で述べさせて頂くならば、実は宗教というものが人間に対して過剰に罪悪感(罪の意識)を植え
付けてきたのであり、その永き伝統が今日の人類社会の進歩にとっての大きな弊害を生んでいるのです。もちろん、それは悪事をなさな
いよう大衆を仕向けることには効果があったけれども、それが過剰な強い心の呪縛をつくる恐ろしい伝統となってしまった...。
 ジャイナ教のような超極端な不殺生の態度についてはブッダは良しとはみなさなかった(仏教徒も同様、あまり不殺生に拘り過ぎの場合
は懸念がある)。そして、世界中どの宗教でも同じですが、特に一神教的な世界で顕著だったものが性に対する背徳意識の植え付けでした。
 今日の人類にとって必要なのは、宗教による呪縛であった原罪といったような“罪の意識”からの救済と解放です(もちろん、それは悪
事を推奨するということではありません)。
 それからもう一つ言いたいこととしては、宗教の歴史とは、宗教戦争と殺戮の歴史であり、そして、極端な法規で以て大衆を縛り付け、
罪意識を植え付けて苦しませてきたのです...。果たして、宗教は本当に、人間に安楽と救いを与えてきたものなのか? それとも逆に、
苦悩を与えてきたものなのか? 
 とにかく、これだけはハッキリしている。“唯一絶対の真理”を標榜する宗教にはロクなものはない、ということ。

総レス数 748
599 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200