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--佛教論議の伽藍スレ-- 第六巻

460 :神も仏も名無しさん:2020/04/04(土) 01:18:33 ID:gzggTGYe.net
色即是空、つまり物質は空であるとする仏教は当然「唯物論」ではありません。
では何かと言えば、名称(概念)があって実体はないとする「唯名論」であると言えるのではないでしょうか?


相応部経典 1.有偈篇 1.諸天相応 3章.剣の章 阿羅漢経
に唯名論を実に分かりやすく見ることが出来ると思います。


〔神霊曰く〕「♪比丘が阿羅漢へ至った者となり、♪漏尽者にして最後身の保持者となったならば、♪彼は『私は言う』と言い得るのであろうか。
♪また彼は『彼らは私へ言う』と言い得るのであろうか。」

〔世尊曰く〕「♪比丘が阿羅漢へ至った者となり、♪漏尽者にして最後身の保持者となったとしても、♪彼は『私は言う』と言い得る。
♪また彼は『彼らは私へ言う』と言い得る。
♪善巧なる者は世間の呼称を知りて、♪ただ慣用語として、彼は言説することができるのである」

〔神霊曰く〕「♪比丘が阿羅漢へ至った者となり、♪漏尽者にして最後身の保持者となったならば、♪いったい、その比丘が、慢へ近づいて、♪彼が『私は言う』と言うことはあるのだろうか
♪また彼が『彼らは私へ言う』と言うことはあるのだろうか。」

〔世尊曰く〕「♪慢を捨断した者には諸々の繋縛が存在しない。♪彼の慢と繋縛は、完全に滅んでいる。♪かの賢者は思量を超えた者である。
♪〔我ありとの慢からではなく、あくまでそのような者として〕彼は『私は言う』と言う。
♪また彼は『彼らは私へ言う』と言う。
♪善巧なる者は世間の呼称を知りて、♪ただ慣用語として、彼は言説するのである」
https://komyojikyozo.web.fc2.com/snsgv/sn01/sn01c25.files/sheet001.htm

ここではブッダはかなり勝義的な説明をしていると言えるとも思いますね。

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