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--佛教論議の伽藍スレ-- 第六巻
- 436 :神も仏も名無しさん:2020/04/02(木) 15:19:13 ID:vpsy3S1C.net
- 仏教のことで質問です。
「続日本記」中巻71ページです。
「はじめ出家した時、瑜伽師地論と唯識論を読んで即座にその意味を理解した。」
これを日本人が神通力を会得した記録として読めるかどうか知りたいのです。
行基はこの後、出世して、日本にやってきたインドの仏僧と会ってますね。
行基が勧進した東大寺大仏は、何か神通力と関わっているのでしょうか。
毘盧遮那仏造営の詔
天平十五年、天を十二年で一周する木星が癸未に宿る十月十五日を以て、
菩薩の大願を発して毘盧遮那仏の金剛銅像を一体作ることとする。
国中の銅を尽くして像を鋳造し、大きな山を削って仏堂を構築し、広く仏法を全宇宙に広め、
これを朕の智識としよう。そして、最後には朕も衆生も皆同じように仏の功徳を蒙り、
共に仏道の悟りを開く境地に至ろう。
天下の富を所持するのは朕である。天下の権勢を所持するのも朕である。
この富と権勢をもってこの尊像を造るのは、ことは成りやすいが、
その願いが成就することは難しい。ただ徒らに人々を苦労させることがあっては、
この仕事の神聖な意義を感じることはできなくなり、あるいはそしりを生じて、
却って罪におちいることを恐れる。したがって、この事業に参加する者は心からなる至誠をもって、
それぞれが大きな福を招くように、毎日三度毘盧遮那仏を拝し、
自らがその思いをもって、それぞれ毘盧遮那仏に従うようにせよ。
もしさらに一枚の葉や一握りの土のようなわずかなものを捧げて、
この造物の仕事に協力したい者があれば、欲するままにそれを許そう。
国・郡などの役人はこの造物のために、人民の暮らしを侵しみだしたり、
無理に物資を取り立てたりすることがあってはならぬ。
国内の遠近にかかわらず、あまねくこの詔を布告して、朕の意向を知らしめよ。
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