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--佛教論議の伽藍スレ-- 第六巻

248 :神も仏も名無しさん:2020/02/26(水) 09:40:03.98 ID:oPPhKxEz.net
>>243
>仏教の輪廻やら三世に渡る業なんてのは当時のインドの風習上受け入れざるを得なかった(そうで
>無ければ話すら聞いてもらえなかった〜だろうよw)に過ぎない・

いえ、実際に輪廻や業報を完全に否定して断滅論を説いたアジタ・ケーサカンバラとその弟子達によるローカーヤタ(順世外道)は、
確かにバラモンからは最低の思想と見做されていますが、それでもアジタには多くの弟子がいてローカヤタという教団を形成し、
ローカヤタは紀元前後に書かれたとされる法華経でもこの経はローカヤタに説いてはならないと書かれてある通り仏滅後数百年は存続しました。
教団が形成されるくらいに話を聞いてくれた人がいたということです。

ちなみにアジタ当時のアジタが活躍していた国、マガダ国の国王阿闍世はアジタについてブッダに

尊者よ、これに関して、私にこの〔思い〕が生じました。
『一体どうして私如きが、王国に住まう沙門あるいは婆羅門を、非難されるべき者と考えようか』と。
じつに尊者よ、それで私は、アジタ・ケーサカンバラの語ったことに歓喜することもしないが、非難することもありませんでした。
歓喜せず非難もせず、不満ではあったが不満の言葉出さず、じつにその言葉を受け取りながら、傾倒することなく、座より立って出立したのです。

と語っており、阿闍世はアジタの話に賛同することはありませんでしたが、弾圧したりもしなかったということです。

詳しくはこちらを

「沙門果経」(しゃもんかきょう)ブッダの教え解説・マンガ付き 長部 第2経
https://buddha.pink/sutra/61/

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