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【政治】「国の特別会計は円安でウハウハ」「含み益37兆円」国民・玉木氏の代表質問にネットで「国民一律30万円」の声 [ぐれ★]

675 :ニューノーマルの名無しさん:[ここ壊れてます] .net
新自由主義の生命力」が日本で根強すぎる理由
「右派」も「左派」もきちんと批判する論理がない
2021/11/16 7:00
https://toyokeizai.net/articles/-/466950?display=b


岸田文雄氏は、これまでの新自由主義的路線から「新しい資本主義」の実現を訴えているが……


新自由主義が死なない理由

施:これはどの国にも共通していることだと思いますが、右派も左派もそれぞれ新自由主義と親和性を持っています。日本で右派と言えば、読売新聞や産経新聞などがそうですが、彼らは冷戦時代の意識を引きずり、日本の共産化を防ぐためには市場経済を守らなければならないと考えています。そして、市場経済を擁護するあまり、どんどん新自由主義に突き進んでいき、ついには新自由主義を批判する人たちを単純に左派や共産主義者だとみなすようになってしまいました。

他方、左派が新自由主義を批判できないのは、経済学者の野口悠紀雄さんの「1940年体制論」に代表されるように、総力戦論の影響が大きいと思います。総力戦論とは簡単に言ってしまえば、戦後の護送船団方式をはじめとする調整型の政治は、戦時中の総力戦体制の名残だとする議論です。この議論が出てきたことで、左派はすっかり思考停止してしまいました。国家が介入して国民各層の利益調整を行うことが戦時体制に由来するものなら、そういう政治はやめなければならない。このように考えるようになったのです。

この流れに乗ったのが、朝日新聞や毎日新聞などの左派系の新聞です。彼らは国家の介入を厳しく批判し、どんどん新自由主義化していきました。本来なら左派こそ貧困層などへの利益分配を訴えなければならなかったはずなのですが、国家の介入を批判している以上、そうした議論ができなくなり、格差を放置することになってしまいました。

このように、右派も左派も新自由主義をきちんと批判する論理を持ち合わせていません。それゆえ、新自由主義が根強いのは当然なのです。


佐藤:おっしゃる通りです。戦後日本の右派、ないし保守は親米が基本線。アメリカは自由主義の総本山みたいな国ですから、いかんせん新自由主義に弱くなります。おまけに戦時体制になる前の日本は、格差が大きく、福祉の水準も低い新自由主義的な社会でした。したがって戦前の再評価をめざしても、やはり新自由主義肯定に行き着いてしまう。

(略)

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