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日本の「デジタル敗戦」の象徴 コロナ接触確認「COCOA」機能停止へ 「不具合やトラブル反省を」 ★2 [蚤の市★]

1 :蚤の市 ★:[ここ壊れてます] .net
 政府は感染者の「全数把握」を簡略化するのに伴い、新型コロナウイルス対策として運用してきた接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の機能を停止させる。日本の「デジタル敗戦」の象徴例の一つと言われるほど、このアプリでは不具合が多発。感染症が再び猛威を振るう際に備えて、政府は今回の失敗を検証する方針だが、信頼性と利便性を向上させられるかがカギだ。(山口登史)
◆接触しても通知が届かないのに問題を放置
 ココアは安倍晋三政権下だった2020年6月に導入された。感染者が保健所から届けられる「処理番号」を入力すると、濃厚接触の可能性があった人のスマホに通知が届く仕組みだ。
 トラブルは導入直後から起きた。同年9月には、グーグルの基本ソフト(OS)を搭載したスマホで、感染者と接触しても通知が届かなくなっていたが、厚生労働省は4カ月にわたり問題を放置。アプリの実際の開発は元請け企業を通じて、契約金額の94%で別の3社に再委託されていた。その際の不具合を検証した同省の報告書は「厚労省と事業者間の責任や役割分担が不明確」だったことを理由に挙げた。
◆普及率6割の目標に遠く及ばず
 不具合はその後も続出。ダウンロードした後にアプリが強制終了したり、隔離期間が終了しても接触確認の表示が続いたりするトラブルが起きた。
 デジタル庁によると、9日時点のダウンロード数は約4055万件。政府が当初掲げた普及率6割の目標には遠く及ばない結果になっている。
 トラブル多発で政府やアプリへの信頼性が低下したことを受け、デジタル政策に詳しい早稲田大大学院の三友仁志教授(デジタル経済・政策)は「アプリを登録することの意義が十分に理解されなかった」と指摘。この点が、普及が伸び悩んだ背景と説明する。既にスマホからアプリを削除した人も「多いのではないか」とみる。
◆「お手盛りでない総括を」
 「第7波が猛威を振るっている現在、国民の不安が少ないのは、ワクチンの普及などとともにココアが一定の役割を果たしたからだ」。千葉大病院の猪狩英俊・感染制御部長はこう話す。その上で「新型インフルエンザのような新たな感染症が流行した際には同様のアプリが必要になる。不具合やトラブルを反省してほしい」と注文した。三友氏は「人々が求める情報はいつ、どこで、誰と接触したのかという明確なものだ」と強調。信頼性とともに、より便利な機能が必要だと指摘する。
 ココアの機能停止を発表した13日の閣議後会見で、河野太郎デジタル相は「(ココアの)お手盛りでない総括をして、次のパンデミック(世界的大流行)につながなければならない」と述べた。ココアを巡っては、行政の「デジタル敗戦」の事例として挙げる声が政府内から上がっており、巻き返しは簡単ではない。

東京新聞 2022年9月15日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/202219
★1 2022/09/15(木) 09:02:22.49
※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1663200142/

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