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「残してよかった」金融グループ目指す りそなHD南昌宏社長 [蚤の市★]

1 :蚤の市 ★:2022/06/01(水) 20:30:46 ID:xLc1uygl9.net
「残してよかった」金融グループ目指す りそなHD南昌宏社長 りそなショック時は「極秘裏に少人数で…」

 りそな銀行が2003年に約2兆円の公的資金の投入を受け実質国有化となった「りそなショック」から20年目を迎えた。りそなホールディングスの南昌宏社長(56)は本紙の取材に「国民の支えがベースにある。『りそなを残してよかった』と思ってもらえるような金融グループを作る」と語った。
 南氏は1989年にりそな前身の埼玉銀行に入行。金融危機のただ中の97年にあさひ銀行の企画部へ移り、2002年に経営統合した在阪の大和銀ホールディングスとの交渉実務を担当した。ショック時は、公的資金の受け入れで政府との調整にあたった。
 当時は、休みなく東京と大阪を行き来した。りそな発足から公的資金受け入れまでの2カ月間を「極秘裏に少人数で大量のものを一気に処理し、徹夜もした。正直かなり記憶が飛んでいる」と振り返った。「私は舞台裏にいた」として、詳細を語るのは避けた。
 会長に迎えたJR東日本出身の故・細谷英二氏のもとで、「資本関連で担当していない業務はない」ほど、経営健全化計画の実行に日々を費やした。初年度に厳格な資産査定を行って不良債権のうみを出し、リーマン・ショックで利益が落ちると反対論も多い中で公募増資に踏み切って公的資金の返済を進め、15年に完済した。
 あさひ銀と大和銀は資産規模が倍ほど違う、異文化の統合だった。当初は旧行意識も根強く、「徳俵に足をかけ苦しい局面に向き合った」。負の遺産を引きずらずに済んだのは、「銀行の常識は世間の非常識」と言ってはばからない細谷氏の財務やサービス面の改革に必死についていったためもあるという。
 約3万人のグループ従業員のうち、りそなショック時に在籍していた人は3割強まで減った。南氏は「世の中の変化と自分たちがミスマッチを起こした時に、変わるべきは自分たちの常識だという伝統を次世代に伝えたい」と話す。りそなとしては初めてとなる社史の編さんに取り組んでいる。(皆川剛)

東京新聞 2022年6月1日 20時01分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/180903

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