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【伝統】大本営発表846回は「嘘と改竄、捏造の繰り返し」だった [上級国民★]

1 :上級国民 ★:2021/12/10(金) 17:28:14.53 ID:A7Z/+3y+9.net
https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/298/577/222269afeaa5d323122ac2b2fb8173eb20211210120802057.jpg
太平洋戦争末期、日本本土上空に向かう米海軍機=1945年(昭和20年)/(C)共同通信社

大本営発表846回は「嘘と改竄、捏造の繰り返し」だった
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/298577

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 真珠湾攻撃で日本中が沸き返った時、戦争開始を伝える「大本営発表」は、まさに国民のカタルシスの象徴であった。

 その第1号は昭和16(1941)年12月8日午前6時の発表で、内容は「帝國陸海軍は今8日未明西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり」という簡潔なものであった。この日から戦時下の戦況を伝える重要な発表が繰り返された。

 そして最後の「大本営発表」は、昭和20年8月26日の午前11時であった。その内容も書いておこう。

「本8月26日以降実施予定の連合国軍軍隊第1次進駐日程中連合国艦隊相模湾入港以外は夫々48時間延期せられたり」

 要はポツダム宣言を受諾して日本は敗戦を受け入れたが、それに基づいて日本に進駐してくる連合国軍は、台風のために遅れて入ってくると伝える内容なのである。第1号から数えると、実に846回の大本営発表があったのに、最後はまさに単なる事務連絡で終わったのである。

 この大本営発表を子細に分析するとさまざまなことがわかってくる。例えば天皇が戦争終結の意思表示を行った昭和20年8月15日の前後にはどういう発表を行ったか。調べてみると意外なことが判明する。まだ戦争継続中の8月14日午前10時30分に次のような発表を行っている。

「我航空兵隊は8月13日午後鹿島灘東方25浬に於て航空母艦4隻を基幹とする敵機動部隊の一群を捕捉攻撃し航空母艦及巡洋艦各一隻を大破炎上せしめたり」

 まだ日本の飛行部隊は交戦中ということになるわけである。

 ところが大本営発表は戦時下ではこれで終わり、次は「大本営及帝国政府発表」と変わり、8月21日から26日まで6回にわたり、国民にアメリカを中心とする連合国からの伝達事項を伝えたのであった。つまり大本営発表は、開戦時は戦争に突入したことを知らせたが、その終わりは全く国民に伝えていないのだ。平気で国民に嘘と虚言の戦果発表を伝えてきたことを詫びてもいない。どこまでも国民を侮っていたと言っていいだろう。

 846回の大本営発表は、戦争が終わってみれば単に嘘の繰り返しではなく、日本とアメリカの戦力被害を全く改竄して発表したり、単なる嘘ではなく、事実の捏造や作話や、甚だしい時は幻の航空戦までつくり上げていた。

 そういう軍人たちに、なぜそんなことをしたのかと尋ねた時、彼らが、「日本人は逆境に弱いから、負け戦を伝えたら聖戦完遂をやめてしまうから」と答えたのには、私も驚いた。 =つづく

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