「責任転嫁は各国傷つける」習氏、コロナで中国批判の米けん制…「世界の先頭」と対策自賛 [首都圏の虎★]

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　【北京＝比嘉清太】中国の習近平（シージンピン）国家主席は８日、新型コロナウイルス対策について演説し、「他人に責任を転嫁するやり方は世界各国の国民を傷つける」と述べた。中国がウイルスの発生源だと批判する米国を強くけん制したものだ。

　習氏は北京の人民大会堂で、新型コロナ対応に貢献した医師らを表彰する式典に出席し、１時間以上にわたり演説した。「（共産）党中央の強い指導下で感染を有効に抑え込んだ」と自国の対応を自賛し、感染対策と経済回復で「世界の先頭に立った」と強調した。

　新型コロナの世界的な感染拡大後、米国は共産党体制への批判を強めている。これに関して習氏は、都市封鎖などの強制力を伴う感染対策を容易に打てる「社会主義体制の優位性」を主張した。国家制度が優れているかどうかの判断基準は「重大リスクに際して各方面に命令できるか」にあるとも述べた。

　習氏はまた、中国がマスクや医療器具の輸出などを通じて「全世界の何千何万という人命を実際の行動で救った」

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https://news.yahoo.co.jp/articles/95f5363030c1a42f8fab1c9c975939f9ebf1554f